技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

「GMP監査マニュアル」の活用による効果的かつ効率的なGMP監査の実施と現場運用のポイント

「GMP監査マニュアル」の活用による効果的かつ効率的なGMP監査の実施と現場運用のポイント

~医薬品製造販売業者QAならびに医薬品製造業者QAも理解しておくべきこと~
オンライン 開催

視聴期間は2024年2月6日〜20日を予定しております。
お申し込みは2024年2月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、「GMP監査マニュアル」について取り上げ、医薬品製造販売業者/医薬品製造業者のQA担当者が、GMP監査マニュアル作成の意図を理解し、活用する方法を解説いたします。

配信期間

  • 2024年2月6日(火) 10時30分2024年2月20日(火) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2024年2月6日(火) 10時30分

修得知識

  • GQP省令
  • GQP事例集
  • GMP省令
  • GMP事例集
  • 供給者管理
  • GMP監査マニュアル
  • GMP監査マニュアルに基づく製造所監査

プログラム

 GQP省令 (厚生労働省令第136号) において、医薬品製造販売業者は、医薬品製造業者等に対する管理監督を行なうことが規定されている。2023年9月1日付け事務連絡により、「GMP監査マニュアル」が発出されており、医薬品製造販売業者が医薬品製造業者に対し、適切な監査・指導を行なう手順等が解説されている。また改正GMP省令 (2021年) では、品質保証部門の設置や品質保証部門の業務の規定などが盛り込まれ、医薬品製造業者も原料等の供給者管理が求められることとなった。
 本講演では、医薬品製造販売業者/医薬品製造業者のQA担当者が、このマニュアル作成の意図を理解し、活用することを提案したい。

  1. 最近の不正製造 (GMP違反) 問題から学ぶべきこと
    1. 記録の改竄、隠蔽の悪例
    2. 行政の対応
      1. 承認書・実態整合点検指示
      2. 承認書・実態整合点検の結果
    3. 行政による立入検査の手法の見直し (無通告査察)
      1. 無通告査察で見えてきたもの
      2. 無通告立入検査の徹底強化
      3. 違反事例から学ぶこと
      4. 近年の品質問題事例
      5. 無通告立入検査の徹底強化 (更新)
  2. GQP省令に基づく製造所監査
    1. GQP省令のポイント
    2. 品質保証部門の組織体制
      1. 品質保証責任者
      2. 品質保証責任者の資格要件
    3. 製造業者等との取決め (GQP取決め)
      1. GQP事例集におけるQ&A (GQP取決め)
      2. 製造業と製造販売業の連携
      3. GQP取決め見本 (日薬連)
    4. 適正な製造管理及び品質管理の確保 (監査)
      1. GMP監査とは
      2. GQP事例集におけるQ&A (GMP監査)
  3. 改正GMP省令に基づく製造所監査
    1. 薬機法改正からGMP省令改正まで
      1. 改正薬機法におけるGMP適合性調査見直し
    2. 改正GMP省令のポイント
      1. 原料等の供給者管理の規定
      2. 第11条の4 原料等の供給者の管理
      3. GMP施行通知 (逐条解説) における原料等の供給者管理
      4. GMP事例集におけるQ&A
      5. 原料等の供給者管理 (L字型取決め)
    3. QA組織体制
      1. 必要なQA/QC人員体制
    4. 供給者の適格性審査の手順とポイント
      1. 供給者管理の手順
      2. 原料等の供給者管理に関する手順モデル (東薬工)
      3. 原料等の供給者の管理に関する手順 (案) (大阪府)
    5. GMP適用外製造所の管理
      1. 海外原薬調達までの手順 (3ステップ)
      2. 海外製造所に対する実地調査の留意点
      3. 海外製造所でよく見られる指導事項
    6. 海外製造所に対する模擬査察の実施
  4. 「GMP監査マニュアル」の理解と運用時のポイント
    1. マニュアル作成の背景
      1. 医薬品の品質問題事案を踏まえた製造販売業者及び製造業者による品質管理に係る運用について (R4_薬生監麻発0428第2号)
    2. マニュアル利用にあたっての留意点
    3. 目次構成
    4. GMP監査の組織体制
      1. 組織体制の構築
    5. 監査員の認定等
      1. 監査員の認定要件
      2. 監査員の評価方法
    6. 監査体系
      1. 監査区分
      2. 監査手法
    7. サブシステムを踏まえた監査
      1. 別添2 (2) 監査計画・結果表
      2. 6つのサブシステムとは?
      3. 6つのサブシステムの確認項目
      4. 行政による査察基準の選択
    8. 監査年間計画書
    9. 実地監査
      1. 監査の準備
      2. 監査の実施
    10. 書面監査
      1. 監査の準備
      2. 監査の実施
    11. リモート監査
    12. 合同監査
    13. 委託監査
    14. 監査後の対応
      1. 製造業者等の評価
      2. 指摘事項の検討
      3. 指摘事項の分類
      4. 監査報告書
      5. 改善結果の確認
    15. 監査実施状況のレビュー
      • 参考: GMP省令項目に関する監査の視点 (マニュアル別添1)
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年2月6日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/1 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 オンライン
2025/8/1 医薬品製造におけるバリデーションの進め方とシステム対応及びグローバル対応手法 オンライン
2025/8/5 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/7 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/8/7 化粧品OEM/ODM (海外含む) における品質管理・品質保証と工場監査用のチェックリストの作成方法 オンライン
2025/8/7 今、改正GMP省令により医薬品・医薬部外品製造業者が求められる適切なGMP文書とは オンライン
2025/8/8 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/8/8 トラブル事例から学ぶ問題なく技術移転 (製造と試験) を行うために知っておくこと オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/18 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/25 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/25 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/8/25 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/8/26 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 基礎から学ぶクラウド利用におけるCSV実務 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン
2025/8/27 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン

関連する出版物