技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グリーンコンポジットの基礎および今後の展望

グリーンコンポジットの基礎および今後の展望

~バイオマス由来繊維の処理、樹脂との混練・成形プロセス~
オンライン 開催

概要

サスティナブルを考慮した製品では、再資源可能なグリーンコンポジットを用いたものが着目されています。
本セミナーでは、グリーンコンポジットに用いられる天然由来の強化材の強度特性、無機材料の強化材との比較について概説いたします。

開催日

  • 2024年1月30日(火) 12時30分16時30分

修得知識

  • サステナブルを考慮した製品設計・開発に関わる知識

プログラム

 近年、国内外でサスティナブルに関する取り組みが多く行われており、資源循環型を考慮した製品設計・開発が盛んに行われている。そのサスティナブルを考慮した製品では、再資源可能なグリーンコンポジットを用いたものが着目されている。
 グリーンコンポジットの強化材には、動物繊維、植物繊維、鉱物繊維をはじめ、各種天然繊維やナノファイバーなどがある。それら繊維の機械的特性や特殊な構造をもとにグリーンコンポジットの成形や機械的特性評価などの研究・開発が行われている。
 本セミナーでは、グリーンコンポジットに用いられる天然由来の強化材の強度特性や無機材料の強化材との比較について概説します。また、母材として用いられる種々の生分解性樹脂の機械的特性なども説明します。他の複合材料と比較して耐久性の観点からもグリーンコンポジットの将来性・国外動向について紹介し、基礎から解説しています。

  1. はじめに
    1. サスティナブルへの着目
    2. 天然繊維の検討・利用
    3. グリーンコンポジットへの展開
  2. 強化材
    1. 天然繊維とナノファイバー
    2. 構造
    3. 機械的特性
    4. 無機繊維との比較
  3. 母材
    1. 石油由来のポリマー
    2. 植物由来のポリマー
  4. グリーンコンポジット
    1. 成形方法
    2. 機械的特性の評価
    3. 長期的な耐久性
  5. 今後の将来性と展開
  6. まとめ、質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/28 次世代複合材料デジタル成形プロセス CFRP 3Dプリンタ技術の最前線 オンライン
2025/8/29 セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 オンライン
2025/9/11 セルロースナノファイバーの樹脂との複合化技術とその応用 オンライン
2025/9/11 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/9/12 次世代複合材料デジタル成形プロセス CFRP 3Dプリンタ技術の最前線 オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン
2025/9/17 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/9/18 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで オンライン
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン
2025/10/3 物理劣化・物理再生理論に基づいたリサイクルプラスチックの高度物性再生技術と高度循環型社会構築 オンライン
2025/10/9 微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望 オンライン
2025/10/21 微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望 オンライン
2025/10/21 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/10/22 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/10/27 高分子複合材料の強度と耐衝撃性 オンライン
2025/10/27 プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス オンライン
2025/10/30 バイオリファイナリーに向けた原料の種類、特徴、調達と問題点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/6/28 微生物を用いた有用物質生産技術の開発
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/3/30 環境配慮型プラスチック (製本版 + ebook版)
2022/3/30 環境配慮型プラスチック
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/16 2021年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/9/10 生分解性プラスチック入門
2020/5/22 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望