技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法

めっき従事者のための

熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、めっきについて基礎から解説し、各種顕微鏡・分析法の原理・使用・解釈方法からウィスカ発生・成長のプロセスや対策指針まで、分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2023年12月14日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 主に表面処理・実装・エレクトロニクス・金属材料などの研究開発、品質管理に携わる若手~中堅の技術者

修得知識

  • めっき膜形成の基礎
  • 各種顕微鏡・分析法の原理・使用・解釈方法
  • めっき膜ならびに界面構造の観察・分析方法
  • 密着不良解析技術

プログラム

  1. 水溶液の熱力学
    1. イオンと電子
    2. 自由エネルギー
    3. 反応と自由エネルギー変化
    4. 酸化・還元反応
    5. 電子と電位
    6. Nernst の式
    7. 電池
    8. 電位 – pH 図
    9. 電解めっき
    10. 無電解めっき
  2. 金属材料の熱力学
    1. 純金属と合金
    2. 純金属の自由エネルギー
    3. 合金の自由エネルギー
    4. 状態図
    5. 結晶構造
    6. 相と界面
    7. 微細構造
    8. 拡散・変態・析出・再結晶
  3. 微細構造観察方法
    1. 光学顕微鏡
    2. 電子線の発生・検出
    3. 走査電子顕微鏡
    4. 集束イオンビーム
    5. 透過電子顕微鏡
    6. 特性X線分光
    7. 電子分光
    8. 試料作製
  4. 結晶構造・方位解析方法
    1. 波と回折
    2. X線回折
    3. 電子線回折
    4. 回折強度と結晶構造
    5. 結晶方位・異方性解析
  5. 微細構造・密着性評価例
    1. 銅基板上すずめっき膜からのウィスカ発生
    2. アルミニウム基板上すずめっき膜の密着性とウィスカ発生
    3. アルミニウム合金上無電解ニッケル – りんめっき膜の密着性
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/2 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2024/9/3 塗工技術 (スピン、バー、ディップ、スロットダイ、グラビア、コンマ、メニスカス方式) の基本とノウハウ、スケールアップ オンライン
2024/9/4 防汚・防水・防曇および結露防止のための材料とコーティング、評価・応用 オンライン
2024/9/4 リチウムイオン電池の電極塗工・乾燥プロセスの効率化 オンライン
2024/9/6 接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法 オンライン
2024/9/10 接触角測定の注意点と表面自由エネルギー解析への応用 オンライン
2024/9/10 Excelを使った伝熱計算実習付き講座 オンライン
2024/9/12 各種塗布機・コーターの機構構造、応用、塗布制御・検査・トラブル対策 オンライン
2024/9/12 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/9/13 シランカップリング剤の反応過程および処理層の構造、表面被覆状態、反応進行・効果の解析・評価 オンライン
2024/9/13 熱流体解析の基礎数値解析技術 オンライン
2024/9/16 水性塗料の配合設計術:よく発生するトラブルとその解決策 オンライン
2024/9/17 伝熱の基本的な考え方とその応用、熱と流れのシミュレーションの進め方 オンライン
2024/9/17 塗工技術 (スピン、バー、ディップ、スロットダイ、グラビア、コンマ、メニスカス方式) の基本とノウハウ、スケールアップ オンライン
2024/9/17 PFASフリー撥水・撥油・親水化技術 オンライン
2024/9/19 機械設計技術者に必要な設計実務の勘所 東京都 会場
2024/9/19 伝熱、熱抵抗の基礎と熱計算・温度計測のポイント オンライン
2024/9/24 コールドスプレーの原理、各種皮膜材料と応用事例 オンライン
2024/9/25 ハードコートの材料設計、塗布製膜、耐候・耐久・密着性評価 オンライン
2024/9/25 電子機器・電子デバイスにおける熱設計・熱問題への対策ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/12/16 カーボンニュートラルに向けた中低温産業排熱の最新利用技術と実践例
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/2/28 伝熱工学の基礎と熱物性測定・熱対策事例集
2018/12/31 電気化学・インピーダンス測定のデータ解析手法と事例集
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/30 熱利用技術の基礎と最新動向
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/6/30 マイクロセンサ 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)