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静電気の基礎知識とクリーンルームにおける除電技術のポイント

静電気の基礎知識とクリーンルームにおける除電技術のポイント

~イオナイザーの除電原理・種類・使用上の注意点・性能評価~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、静電気の基礎について説明し、半導体・液晶製造等のクリーンルームにおける静電気障害について触れ、イオナイザーの除電原理、種類と特徴、具体的な選定方法と使用上の注意点、除電性能評価方法について解説いたします。

開催日

  • 2023年12月6日(水) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 静電気対策が必要な製品に関連する技術者、開発者、製造責任者、品質管理担当者
    • 粉体
    • 塗料
    • 電子機器
    • 半導体・液晶
    • フィルム
    • タッチパネル
    • プリンテッドエレクトロニクス
    • プラスチック
    • 医薬品
  • クリーンルーム管理、実務の担当者
    • 工業用途
      • 精密機械
      • 半導体製造
      • 電子機器・エレクトロニクス
      • 液晶工場
      • ガラス・光学加工
      • プラスチック成形
      • 塗装
      • フィルム加工
    • 医療用途
      • 研究室
      • 無菌室
      • 手術室
    • 食品用途
      • 調理場
      • 製造ライン
    • 製薬工場
    • バイオハザード施設
    • 動物実験施設
    • RI (環境) 施設

修得知識

  • 静電気の基礎
  • イオナイザーの適切な選定方法や使用方法
  • イオナイザーの除電性能の評価方法
  • イオナイザーをクリーンルームで使用する上での注意点
  • クリーンルーム用イオナイザー
  • 接地による静電気対策の具体的な方法とその評価指標 (防爆施設等における静電気対策の方法)

プログラム

 半導体・液晶製造、医薬品製造、フィルム製造等のクリーンルームにおいて、 静電気帯電による塵埃の吸着や静電気放電による電気回路パターンの損傷等の静電気障害が製品不良を引起し、大きな問題になっている。
 本講演では、理解を深めるため、まず静電気の基礎について説明する。次に半導体・液晶製造、医薬品製造、フィルム製造等のクリーンルームにおける静電気障害について説明し、その対策として、イオナイザーについて、イオナイザーの除電原理、イオナイザーの種類と特徴、イオナイザーの具体的な選定方法と使用上の注意点、イオナイザーの除電性能評価方法を説明する。また、イオナイザーをクリーンルームで使用する上での問題点とクリーンルーム用イオナイザーについて述べる。更に、イオナイザーを使用しない接地による静電気対策 (防爆施設等における静電気対策) についても具体的に平易に詳細に説明する。本講演では、聴講者が、静電気の基礎から静電気対策全般までの広範囲な知識 (初心者から上級者までのレベル) を習得できるように、平易に詳細に説明する。
 また、イオナイザーは、用途によっていろいろなタイプのものが多数市販されている。除電対象に合わせて適切なイオナイザーを選定することは、除電効果を決める重要なポイントである。それ故、本講演では、聴講者が、イオナイザーの適切な選定方法や使用方法を習得できるように配慮して説明する。更に、イオナイザーを使用しない接地による静電気対策についても、聴講者が実際に静電気対策を実施できるように配慮して説明する。

  1. はじめに
  2. 静電気の基礎
    1. 動電気と静電気
    2. 物質は電気エネルギーを持つ
    3. 静電気はこうして現れる
      1. 静電気発生
      2. 静電気発生機構
      3. 発生の原因
      4. 静電誘導
      5. 帯電列
  3. 半導体・液晶製造、医薬品製造等のクリーンルームにおける静電気障害
    1. 静電気帯電の実態
    2. 静電気障害
      1. 静電気帯電による静電気障害 浮遊微粒子汚染
      2. 静電気放電による静電気障害 静電破壊
  4. 半導体・液晶製造、医薬品製造等のクリーンルームにおける静電気対策
    1. 静電気対策の方法
      1. 接地により静電荷を散逸させる方法 (防爆施設等における静電気対策)
        1. 帯電量、帯電性を評価するための主な物理量
        2. 測定装置及び測定方法
        3. 静電気対策と評価指標 (目安)
        4. 導体の帯電防止
        5. 作業者の帯電防止
        6. 作業床の導電化
        7. 不導体の帯電防止
        8. 防爆施設の各工程における静電気対策
      2. イオナイザーからの空気イオンにより静電荷を中和する方法
    2. イオナイザーの除電原理
    3. イオナイザーの種類と特徴
    4. イオナイザーの選定方法及び使用上の注意点
      1. イオナイザーの選定方法
      2. イオナイザーの使用上の注意点
    5. イオナイザーの除電性能の評価方法
      1. 有効除電電流による性能評価
      2. 帯電プレートモニタによる性能評価
    6. クリーンルーム用イオナイザー
      1. クリーンルームにおけるイオナイザーの問題点
      2. シースエア式低発塵イオナイザー (コロナ放電式)
      3. イオン化気流放出型イオナイザー (軟X線照射式)
        1. 液晶 カセット用イオン化気流放出型イオナイザー
        2. チャンバー型無発塵イオナイザー (イオンカラム)
        3. 静電気対策用層流吹出口 (イオンキューブ)
      4. 防爆型無発塵イオナイザー (軟X線照射式)
      5. 静電気対策の実施例
  5. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 鈴木 政典
    株式会社 テクノ菱和 技術開発研究所
    主席研究員

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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