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ガラスやセラミックスを用いた無機系生体材料の基礎と最新動向

ガラスやセラミックスを用いた無機系生体材料の基礎と最新動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、無機系生体材料の基礎的性質、近年実用化された材料、および最新の研究動向について解説いたします。

開催日

  • 2023年12月4日(月) 13時30分 15時30分

受講対象者

  • ガラスやセラミックスを用いた生体材料に関心のある方
  • リン酸カルシウム系材料の医療応用に関心のある方

修得知識

  • 無機系生体材料の基礎知識 (代表的な材料とそれらの特徴)
  • リン酸カルシウム系化合物の基礎知識 (物理化学的性質や合成法)
  • リン酸カルシウム系骨修復材料の特徴
  • 有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた機能性生体材料

プログラム

 超高齢社会を迎えた日本において健康寿命の延伸は重要な課題である。これを解決する手段の一つに人工合成された生体材料の活用がある。ガラスやセラミックスを用いた無機系生体材料は硬組織との親和性に優れていることからケガや病気で損傷した骨や歯を修復する目的で用いられている。
 本セミナーでは無機系生体材料の基礎的性質、近年実用化された材料、および最新の研究動向を紹介する。具体的には、無機系生体材料の中でも現在最も一般的に使われているリン酸カルシウム系化合物にフォーカスし、これらの物理化学的性質や合成法を解説する。さらに、歯科や整形外科分野において長く使用されてきた骨の欠損を修復する材料 (骨修復材料や人工骨と呼ばれる) としての特徴、ならびに近年、日本において実用化された新しい骨修復材料および最新の研究開発動向 (特許・論文・学会発表におけるトレンド) を紹介する。加えて、講演者らが取り組んでいる有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた新しい機能性生体材料についても紹介する

  1. はじめに
    1. 無機系生体材料
    2. 生体不活性セラミックス
    3. 生体活性セラミックス
    4. 生体吸収性セラミックス
  2. リン酸カルシウム系骨修復材料
    1. リン酸カルシウム系化合物の種類
    2. リン酸カルシウム系化合物の物理化学的性質
    3. リン酸カルシウム系化合物の合成法
    4. 代表的なリン酸カルシウム系骨修復材料
    5. 近年実用化された骨修復材料
    6. 最新の研究開発動向 (特許・論文・学会発表)
  3. 有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた機能性生体材料開発
    1. 層間有機修飾
    2. 水溶液プロセスによる合成
    3. 医療応用への挑戦1 骨修復材料
    4. 医療応用への挑戦2 イメージングプローブ
  4. まとめ

講師

  • 横井 太史
    東京医科歯科大学 生体材料工学研究所
    准教授

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
複数名
: 13,500円 (税別) / 14,850円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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