技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックの熱・触媒分解挙動とプラスチックリサイクル技術

プラスチックの熱・触媒分解挙動とプラスチックリサイクル技術

~革新的プラスチック資源循環技術へ / ケミカルリサイクル技術を学ぶ~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、NEDOで2020年度より実施されている革新的プラスチック資源循環技術の概要を解説し、ケミカルリサイクル技術について提案されるプロセス、その実験方法から、ゼオライト触媒を用いたケミカルリサイクル技術の可能性について解説いたします。

開催日

  • 2023年10月31日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 廃プラスチックのリサイクルに関心のある経営企画担当者、技術者、研究者

修得知識

  • 石油精製設備を活用したプラスチックのケミカルリサイクル技術の必要性と可能性
  • プラスチック分解に有効なゼオライト触媒の基礎と実験の実施方法、プラスチックの分解特性

プログラム

 NEDOで2020年度より実施されている革新的プラスチック資源循環技術の概要を理解した後に、ケミカルリサイクル技術について、提案されるプロセス、その実験方法から、ゼオライト触媒を用いたケミカルリサイクル技術の可能性について解説する。

  1. NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」の概要
    1. プロジェクト立案の背景
    2. プロジェクトの基本計画
    3. 体制
    4. 2035年を目指した開発目標とスケジュール
  2. プロジェクトの概要
    1. 廃プラスチック選別技術
    2. マテリアルリサイクル技術
    3. ケミカルリサイクル技術
    4. エネルギー回収技術
    5. ライフサイクルアセスメント
  3. NEDOプロジェクトにおけるケミカルリサイクル技術の概要
    1. 石油精製設備を活用したケミカルリサイクルの考え方
    2. バリューチェーンを意識したプロジェクトの進め方
    3. 大規模なケミカルリサイクルを実現するプロセスの提案
    4. 廃プラの前処理による忌避物質の除去
    5. ケミカルリサイクルに貢献する容器包装プラスチック
  4. ゼオライト触媒の概要
    1. ゼオライトとは
    2. ゼオライトの構造
    3. ゼオライト研究の歴史
    4. ゼオライトの酸触媒作用の基礎
  5. プラスチックの熱・触媒分解技術
    1. プラスチックの熱分解挙動
    2. プラスチック触媒分解の実験方法
    3. マスバランス法に対応した分解生成物の分析・解析方法
    4. プラスチック分解に対するゼオライト触媒の効果
  6. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 松方 正彦
    早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/13 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/2/13 日本・欧州のプラスチック容器包装リサイクル現状および最新動向 オンライン
2025/2/14 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/2/17 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/2/20 プラスチックの破面解析技術 (不具合分析) オンライン
2025/2/21 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/2/25 プラスチック・ゴム材料における劣化の調べ方・耐久性評価法・寿命予測法とその実際 東京都 会場・オンライン
2025/2/27 自動車産業における高分子材料のこれからを考える オンライン
2025/2/27 伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 オンライン
2025/2/28 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/2/28 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/3/5 ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因と対策事例及び寿命予測 東京都 会場・オンライン
2025/3/6 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2025/3/7 「モノマテリアル包装」の動き、バリア向上などの物性向上、企業採用・海外規制などの展望 オンライン
2025/3/10 xEV用電池リユースの現状と展望 オンライン
2025/3/10 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方 オンライン
2025/3/10 エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル オンライン
2025/3/11 工業製品に対するPFAS規制と分析に関する留意点 オンライン
2025/3/14 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)