技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インプランタブル電子デバイスの基礎・技術課題および研究動向・将来展望

インプランタブル電子デバイスの基礎・技術課題および研究動向・将来展望

~生体埋め込みエレクトロニクスと生体の相互作用、技術課題、人工視覚や完全埋め込みグルコースセンサ等の研究動向~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、インプランタブル電子デバイスを取り上げ、実際の研究例を紹介しながらインプランタブル電子デバイス研究の歴史・課題と現在の研究開発動向を紹介し、将来を展望いたします。

開催日

  • 2023年10月26日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 生体埋め込みデバイスに関連する技術者、研究者
  • エレクトロニクスのバイオ応用について学びたい方

修得知識

  • 生体埋め込みエレクトロニクスと生体の相互作用の基礎
  • 実用化された、代表的な生体埋め込みエレクトロニクスに関する知識
  • 生体埋め込みエレクトロニクス技術における代表的な技術課題
  • 生体埋め込みエレクトロニクス技術に今後期待できること

プログラム

 エレクトロニクスとバイオ・医療技術の関係は、近くて遠い関係が長らく続いています。歴史的には18世紀には生体機能において電気が重要な役割を示していることは知られており、電気を使って生体を測定し、また生体に働きかける様々な手法が確立されていきました。しかし一方で、硬くて水に濡れると故障するエレクトロニクス機器と、様々な電解質を含む液体を含み、柔らかく、変化する生体の間に安定したインターフェースを形成して維持するのは容易ではありません。心臓ペースメーカー、人工内耳といったすぐれた成功例がある一方で、エレクトロニクスデバイスを生体埋め込みで利用する技術体系は、いまだ発展途上です。
 本講演では、実際の研究例を紹介しながらインプランタブル電子デバイス研究の歴史・課題と現在の研究開発動向を紹介し、将来を展望します。

  1. イントロダクション
    1. インプランタブルデバイスへの期待
    2. インプランタブル”電子”デバイスとは
    3. バイオエレクトロニクスのルーツ
    4. 電気による生体計測・刺激のモダリティ
    5. 実用化されたインプランタブルデバイス
      • 心臓ペースメーカー
      • 人工内耳
      • 脳深部刺激
      • 連続血糖測定 (CGMS)
      • RFID (動物用)
  2. インプランタブル電子デバイスの技術課題
    1. 物理的・化学的性質のミスマッチ
    2. 電極
    3. 電気的性質・インピーダンスのミスマッチと信号計測
    4. 電気による生体刺激の課題
    5. パッケージング技術
  3. インプランタブル電子デバイスの研究動向
    1. 人工視覚
    2. 脳計測
    3. コンタクトレンズ型デバイス
    4. 完全埋め込みグルコースセンサ
    5. RFID (人間用)
  4. インプランタブル電子デバイス技術の将来展望
    1. 解決された課題と再認識された課題
    2. 世界的な研究動向
    3. 将来的に実現が期待される技術
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 德田 崇
    東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/28 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション オンライン
2024/12/3 医療機器GVPの要求する安全管理業務の留意点/効果的なCAPA活動 オンライン
2024/12/4 はんだ実装技術と周辺技術のおさえどころと主要な故障・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 医療機器のEO滅菌および放射線滅菌の基礎・規格と滅菌バリデーション オンライン
2024/12/4 医療機器開発の全体像とF/Sフェーズ・設計開発フェーズにおける実務ノウハウ オンライン
2024/12/5 最新の欧州医療機器規則 (MDR) において必要な市販後活動・要求事項と技術文書作成のポイント オンライン
2024/12/6 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/6 ASEAN における医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント2024 オンライン
2024/12/9 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/12/10 CSR、SDGsを考慮した食品飲料、無菌医薬品、化粧品、医療機器等包装容器の電子線滅菌について オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/12/11 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/12 癒着防止材の選択、使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/12/12 CSVセミナー (中級編) オンライン
2024/12/12 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション オンライン
2024/12/12 医療機器バリデーションで必要となる統計的手法とサンプル数の決定 東京都 会場・オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン

関連する出版物