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プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向

プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リサイクル材料の高付加価値化のための要素技術および具体的な製品適用事例から、廃プラの燃料化・化学品原料化まで、最新のリサイクルビジネスを展望いたします。

開催日

  • 2023年6月28日(水) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • リサイクル事業に関わる方、関心のある方
  • マテリアルリサイクル / ケミカルリサイクルに携わっている方
  • リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方

修得知識

  • 廃プラ輸出と樹脂リサイクル業界の概況
  • マテリアルリサイクルの要素技術と着色・強化などによる高付加価値化の適用事例
  • ケミカルリサイクルの要素技術と廃プラからの燃料油・化学品の製造方法
  • 欧米を中心とした廃プラのリサイクルビジネスの動向および展望

プログラム

 ようやく日本でもプラスチックのケミカルリサイクルが具体化してきた。廃プラスチックは燃やさない、埋め立て無いが原則である。PETボトルはボトルtoボトルのリサイクルが進んできたが、ポリエチレンやポリプロピレンは未だリサイクルされていない。欧米では液化してナフサとしてクラッカーでエチレン、プロピレンとしての回収が始まった。又、廃プラを直接接触分解して軽質オレフィンとして回収する技術も開発されている。食品残渣などの夾雑した廃プラを含む都市ゴミはガス化してメタノールやエタノール、更に、SAF (航空燃料) の製造も行われるようになってきた。これらのケミカルリサイクルプロセスには、工業触媒が重要な役割を果たしている。
 欧米を含むプラスチックのケミカルリサイクル技術の最新動向を紹介すると同時に、今後の日本でのプラスチックリサイクルビジネスの可能性についても言及する。

  1. プラスチックリサイクルの現状
    1. 海外の廃プラスチックの規制動向
    2. 日本の廃プラスチック規制
  2. プラスチックのリサイクル
    1. 廃プラの分別技術
      • Tomura
      • プラニック etc.
    2. プラスチックのダウンサイクル
    3. プラスチックの水平リサイクル
      • PEボトルtoボトル (EREMA)
      • ポリプロピレン (PureCycle)
      • ポリスチレン (Agilyx)
    4. プラスチックのケミカルリサイクル
      • ポリスチレン
      • MMA
      • ナイロン
      • ポリ乳酸
    5. PETのケミカルリサイクル
      • ボトルtoボトル
      • 繊維to繊維
      • PETの解重合によるケミカルリサイクル
    6. フィルムの脱インキ
    7. 廃タイヤのリサイクル
  3. 廃プラスチックの熱分解試験方法
    • パイロライザー
  4. 廃プラの液化
    1. 廃プラから燃料油の合成
    2. 廃プラ分解油から塩素. 硫黄除去
    3. 廃プラからナフサの製造
    4. 海外化学会社動向
      • BASF
        • Dow
        • Shell
        • LyondellBasell
        • インドラマ (タイ)
        • SK (韓国)
    5. 日本のケミカルリサイクル動向
      • 化学会社動向
        • 三菱ケミカル G
        • 三井化学
        • 出光興産
        • 住友化学 etc.
  5. 廃プラから化学品の合成
    • 軽質オレフィン
    • 芳香族の製造
  6. 廃プラのガス化
    1. 廃プラのガス化による合成ガスの製造
    2. 廃プラ合成ガスの精製
    3. 廃プラ合成ガスから水素の製造
    4. 廃プラ合成ガスからアンモニアの合成
    5. 廃プラ合成ガスから燃料の合成
      • メタン
      • ガソリン
      • ディーゼル燃料
    6. 廃プラ合成ガスから化学品の合成
      • メタノール, エタノール, エチレンの合成
      • Enerkem
      • LanzaTech
      • 積水化学
    7. 廃プラ含有都市ごみから航空燃料の製造
      • Fulcrum
      • LanzaJet
      • Shell
  7. 廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望
    1. 都市ごみ焼却との組み合わせ
    2. 廃プラケミカルリサイクルビジネスの展望

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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