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CASEに向けた車載機器の構造変化と実装技術の課題・技術動向

CASEに向けた車載機器の構造変化と実装技術の課題・技術動向

~通信機器/ミリ波レーダ/LiDAR/AD・ADAS ECU/車両運動制御機器/電源機器・電池パック/ PCUの小型・高出力密度化~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、CASEに向けた自動車、カーエレクトロニクスの動向について述べるとともに、今後実現するべき車載機器の実装構造を捉え、構造を成立させる実装技術の課題を解説いたします。

開催日

  • 2023年3月31日(金) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 車載機器向けの実装部品、材料、加工関連商品のマーケティング、企画、開発、製造、拡販に関わる方
  • 新たに車載機器関連事業への参入を検討される方
  • その他、車載機器の動向を実装構造レベルで把握したい方

修得知識

  • CASEに向けた自動車、カーエレクトロニクスの動向
  • CASEに向けた車載機器の動向の中で、機器の実装構造の変化、その全体像
  • 実装構造の変化に対する課題 (部品、材料、加工)

プログラム

 自動車業界では、製造販売中心のビジネスからサービスとしてのモビリティ (MaaS: Mobility as a Service) へとビジネスの枠組み自体の変革が始まっており、将来自動に向けて大きな4つのキーワード、自動運転・ADAS (Advanced Driver Assistance System) 、コネクテッド、シェアリング、及び 電動化の方向への大きな技術革新が進みつつある (CASE: Connected, Autonomous, Shared & Service, Electric) 。
 本講座では、CASEに向けた自動車、カーエレクトロニクスの動向について述べるとともに、車載機器の形態の変化に着目し、今後実現するべき車載機器の実装構造を捉え、構造を成立させる実装技術の課題について解説する。

  1. CASEに向けた自動車の機能と車載機器の進化
    1. 従来のカーエレクトロニクス:多様化・高機能化
    2. CASE革命:ビジネスの変化と自動車技術の方向性
    3. C:Connected コネクテッド
    4. A:Autonomous 自動運転
    5. S:Shared & Service シェアード&サービス
    6. E:Electric 電動化
  2. CASEに向けた主な車載機器構造の変化
    1. CASEに向けた車の機能と車載機器の進化
    2. CASEに向けた主な車載機器と実装構造 (まとめ)
    3. CASEに向けた車載機器構造の変化:C,A,S (通信)
      1. MaaSシステムのハードウェア構成
      2. 統合通信モジュール
    4. CASEに向けた車載機器構造の変化:C,A,S (AD・ADAS)
      1. 自動運転 (AD) ・運転支援システム (ADAS) の構成
      2. AD・ADASシステムセンシング機器
      3. ミリ波レーダの実装構造
      4. LiDARの実装構造
    5. CASEに向けた車載機器構造の変化:C,A,S (車両運動制御機器)
      1. 車両運動制御システムと主な車載機器
      2. 車両運動制御機器の事例EPS
    6. CASEに向けた車載機器構造の変化:E 電動化
      1. 電動パワートレイン車載機器の構成
      2. 電源機器・電池パックの構成
      3. 電池パック実装構造の例
      4. パワーコントロールユニット (PCU) の内部構成
      5. 第2世代プリウスのパワーコントロールユニット分解調査結果
      6. マイルドハイブリッド (MHEV) の動向
      7. CASEに向けた車載機器実装構造の変化まとめ
  3. CASEに向けた実装構造の詳細と課題
    1. C,A,S (通信)
      1. 通信機器:構造の動向と実装課題
    2. C,A,S (AD・ADAS)
      1. 車外センシング:構造の動向と実装課題
      2. 車両運動制御:構造の動向と実装課題
    3. E 電動化
      1. 電源 (車載充電器)
        • 車載充電器 (プリウス PHV) の構造
        • 充電器、電源回路:構造の動向と実装課題
      2. 電力変換 (インバータ、PCU)
        • PCUの小型・高出力密度化の動向
        • SiC採用によるPCUの小型化
        • インバータ、PCU:構造の動向と実装課題
      3. 電力変換 (DC-DCコンバータ)
        • DC-DCコンバータの動向・内部構造
        • DC-DCコンバータ:構造の動向と実装課題
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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