技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ISCC PLUS認証の取得アプローチとその活用

ISCC PLUS認証の取得アプローチとその活用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、工場や生産設備ごとに使用されている再生可能・バイオ原料の定量化、ISCC PLUS、REDCertの認証から運用まで、事例と共に解説いたします。

開催日

  • 2023年3月23日(木) 10時30分 16時15分

修得知識

  • ISCC PLUS認証の基礎知識
  • ISCC PLUS認証取得の流れ
  • ISCC PLUS認証取得後の運用
  • ISCC PLUS認証取得時における必要書類、手続き等のフロー
  • ISCC PLUS認証されたバイオマスプラスチックメーカーや実績
  • セグリゲーションを含んだバイオマスプラスチック全般のご紹介

プログラム

第1部 ISCC PLUSの概要とその重要性、運用のポイント

(2023年3月23日 10:30〜14:30) ※途中、お昼休憩含む

 2022年4月「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律 (プラ新法) 」が施行される以来、ISCC PLUSに対する関心が高まっています。今回のセミナーはISCC PLUSの認証スキームの概要説明や重要性から取得の手続き、認証後の運用について解説いたします。最後に、認証機関を選ぶ際に参考となる指標も紹介いたします。

  1. ISCCとは
    1. 組織としてのISCC
    2. 認証スキームとしてのISCC
  2. マスバランス認証のISCC PLUS
    1. マスバランス認証とは
    2. サプライチェーン管理について
    3. マスバランスの振り分け
  3. ISCC PLUS認証の取得
    1. 認証取得までの流れ
    2. ISCC PLUSの監査内容
  4. ISCC PLUSの運用
    1. サプライチェーンの情報伝達
    2. ロゴと主張文言
  5. 認証機関の選択
    • 質疑応答

第2部 ISCC PLUS認証の取得と活用

(2023年3月23日 14:45〜16:15)

 世界的に脱炭素社会形成を目指している。日本においても、CO2削減に大きく貢献するバイオマスプラスチックの開発、採用を目標としている。その目標を達成するためには、マスバランスアプローチという収支管理の導入が急務とされている。マスバランス認証は、既存設備で化石由来原料と再生可能・バイオ原料を混合できるメリットがある。一方で、取得までどのようなアプローチをとったらよいか、頭を悩ませている企業は多い。
 そこで代表的な認証である「ISCC PLUS」をもとに、岩谷産業の取り組みをご紹介する。

  1. プラスチックに関係する指針
    1. プラスチック資源循環戦略
    2. プラ新法について
  2. マスバランス認証、ISCC PLUSとは
    1. 取得の背景
    2. 取得のメリット
    3. 必要な書類、手続きなどのフロー
    4. コンサル会社の紹介
  3. 岩谷産業における取組
    1. 世界の主要バイオマスプラスチックメーカーのご紹介
      1. 物理的分離方式のバイオマスプラ
        • バイオPET
        • バイオPP
        • バイオPE
      2. マスバランス方式のバイオマスプラ
        • バイオPP
        • バイオPE
        • バイオPS
    2. 当社採用実例のご紹介
  4. その他ISCC PLUS認証されたバイオマスプラスチックメーカーや実績
    • 質疑応答

講師

  • 邱 亮達
    テュフズードジャパン株式会社
    シニアケミカルエキスパート
  • 引地 佑介
    岩谷産業 株式会社 機能樹脂部 大阪工業材料課
    課長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/20 二軸押出機における樹脂流動解析の基礎と AI/IoT 活用展開 東京都 会場
2024/12/23 高分子延伸による分子配向・結晶化制御技術 東京都 会場
2024/12/23 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2024/12/23 熱可塑性エポキシ樹脂の基礎と応用 オンライン
2024/12/24 プラスチックフィルムの種類、添加剤、 製膜、応用、評価 オンライン
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/25 プラスチック廃棄、海洋汚染防止、再生プラスチック、PFAS問題に関する国内外規格規制の動向と対応 オンライン
2024/12/25 加工の基礎と機械加工技術 オンライン
2024/12/25 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2024/12/26 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/27 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/12/27 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2025/1/6 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/1/7 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2025/1/8 アメリカ (州法を含む) ・カナダ・南米・オセアニアにおける化学物質規制法 (包装材・PFASを含む) の最新動向 オンライン
2025/1/8 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化の総合知識 オンライン
2025/1/10 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/10 ゴム材料のトライボロジー入門 オンライン
2025/1/15 高分子重合反応の基礎とモノマー・開始剤の選定、プロセス最適化 オンライン
2025/1/16 プラスチック・樹脂における耐衝撃性向上技術と衝撃特性解析 オンライン

関連する出版物