技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

地球環境におけるプラスチック廃棄物の課題と嫌気性微生物を用いたプラスチック関連物質の分解研究

地球環境におけるプラスチック廃棄物の課題と嫌気性微生物を用いたプラスチック関連物質の分解研究

オンライン 開催

開催日

  • 2023年1月26日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック関連企業 (特にポリエチレンテレフタレート生産等)
  • 建設・重機等関連企業 (廃水処理リアクター製造、技術コンサルティング)
  • 産業廃棄物処理関連企業
  • 微生物を利用した廃水・物質分解に興味がある企業や大学の研究関係者

修得知識

  • 嫌気性微生物を利用したプラスチック関連物質やその原料製造廃水の分解/処理技術の現状、および新技術の概要や展望

プログラム

 ポリエチレンテレフタレート (PET) をはじめとするプラスチック市場が世界的に拡大する中、廃プラスチックの埋立処分やマイクロプラスチックの海洋流出による環境リスクも高まってきています。例えば、微細化された廃プラスチック (マイクロプラスチック、ナノプラスチック) を海洋生物等が摂取することが確認され、適切な環境リスク評価が必要であることが認識されるようになりました。
 本セミナーでは、地球環境におけるプラスチック蓄積に関する課題とそれを解決するための微生物を用いた研究動向、嫌気性環境下における PET 関連物質や製造廃水の分解/処理に関する新規知見を紹介します。

  1. プラスチック廃棄物や製造廃水の現状と課題
  2. プラスチック関連物質の分解微生物に関する研究の現状
  3. プラスチック原料製造廃水の嫌気性処理に関する新規知見
    1. 嫌気性廃水処理技術
    2. ポリエチレンテレフタレート (PET) 原料製造廃水処理の現状
    3. PET原料製造廃水成分の分解を担う微生物
    4. 効率的にPET原料製造廃水を処理する技術開発
  4. 嫌気性微生物によるPET関連物質分解に関する新規知見
    1. 嫌気性微生物による PET関連物質分解に関する研究の現状
    2. 嫌気性微生物の培養技術の概要
    3. PET関連物質を分解する嫌気性微生物に関する新規知見

講師

  • 黒田 恭平
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生命工学領域 生物プロセス研究部門 微生物生態工学研究グループ
    研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/19 生分解性プラスチックの基礎・最新動向と食品容器・包装への応用展開 オンライン
2024/4/22 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2024/4/24 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2024/4/24 微生物の培養・分離・同定の基礎とトラブル対応 オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/24 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 東京都 会場
2024/4/25 食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度について オンライン
2024/4/26 プラスチック成形品の残留応力発生の要因と対策 オンライン
2024/4/26 バイオマスプラスチックの設計と低環境負荷、機能性の両立 オンライン
2024/4/26 二酸化炭素資源化におけるマテリアル・バイオ技術融合の重要性と微生物による新規バイオ技術の最先端および展望 オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 車載用プラスチックの基礎と最新動向 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 環境法のポイント 超入門 オンライン
2024/5/15 容器包装リサイクル制度とプラスチックリサイクルの現状と課題 オンライン
2024/5/16 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/17 バイオマスプラスチックの技術動向と活用事例 オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/24 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/27 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/7/22 微生物の取り扱いと微生物管理に関わる試験法
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/3/30 環境配慮型プラスチック (製本版 + ebook版)
2022/3/30 環境配慮型プラスチック
2020/9/10 生分解性プラスチック入門
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術