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自動車室内における振動・騒音低減技術と制振・遮音・吸音材料の設計

自動車室内における振動・騒音低減技術と制振・遮音・吸音材料の設計

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、騒音・振動の基礎から解説し、車室内騒音に対する制振材・吸音材・遮音材の働きとその効果、および制振材の貼り付け位置や吸遮音材の構造を適正化する手法について詳解いたします。

開催日

  • 2023年1月12日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 車室内騒音に対する制振材・吸音材・遮音材のはたらきとその効果
  • 制振材の貼り付け位置や吸遮音材の構造を適正化する手法

プログラム

 近年、環境へおよぼす影響を軽減できる電気自動車やハイブリッド車の普及がすすんでいる。これらの車両ではエンジン騒音は小さくなったが、ロードノイズなど他の騒音の寄与が相対的に大きくなってきている。その一方、環境性能の観点から燃費向上のため車両の軽量化は必須の検討項目となっており、制振材・吸音材・遮音材などの防音材料も質量に対する騒音抑制の効果 (質量効率) を大きくすることが求められている。
 本講演では防音材の質量効率を向上させることを目的に、仕様の適正化などを検討した事例について紹介する。

  1. 音・振動の基礎と制振・遮音・吸音について
    1. 質点系の振動 (1自由度系および2自由度系)
    2. 連続体の振動 (梁および板)
    3. 開空間における音
    4. 閉空間における音と共鳴現象
  2. 制振材料による振動低減
    1. 物理的な現象の説明
    2. 損失係数とその同定方法
    3. モード損失係数
    4. 制振材料の貼付位置の適正化
  3. ヘルムホルツのレゾネータによる騒音低減
    1. 物理的な現象の説明
    2. ダイナミックダンパーとの比較
    3. 減衰レベルの予測と評価
    4. 最適な寸法・構造
  4. 遮音材の設計と騒音の低減
    1. 物理的な現象の説明
    2. 透過損失と挿入損失
    3. 質量則とコインシデンス効果
    4. 二重壁による性能向上と共鳴透過による性能低下
    5. 有限要素法による透過損失の予測
  5. 吸音材の設計と騒音の低減
    1. 物理的な現象の説明
    2. 吸音率とその測定方法
    3. Biotモデルによる吸音率の予測
    4. 微細空間における吸音
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
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  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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本セミナーは終了いたしました。

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