技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

空飛ぶ車の開発動向と今後の社会実装への展望

空飛ぶ車の開発動向と今後の社会実装への展望

~空飛ぶ車の「現在地」と今後の展望、技術・政策的課題を解説~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年12月21日(水) 10時00分 16時00分

プログラム

第1部 空飛ぶクルマの国内外における開発状況と制度および技術の課題と展望

(2022年12月21日 10:00〜12:00, 13:00〜14:00)

 小型無人航空機ドローンを大型化することで人が搭乗できる電動の垂直離着陸機 (eVTOL) が世界中で開発が進められ、 クルマのように手軽に利用できるエアモビリティーとして「空飛ぶクルマ」は「空の移動革命」を可能にすると期待されている。
 ただし、安全性の認証制度の整備と技術開発が同時に進む状況であり、運航に関する方式も従来の小型機やヘリコプターの有視界飛行よりも自動飛行が求められ、管制方式や離発着施設にも技術革新が求められる。
 こうした、制度と技術の課題と展望を、各国の状況を概観して説明する。

  1. ドローンタイプから推力変更式に進む、ドローンの設計技術動向
  2. 電動から。燃料電池、ハイブリッドへと進む動力系の技術動向
  3. 機体型式証明制度制定にむけた各国の動向
  4. 有人機よりドローンに近い運航管理方式のブループリント
    • 質疑応答

第2部 「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた最新動向

(2022年12月21日 14:00〜16:00)

 次世代のエアモビリティとして「空飛ぶクルマ (eVTOL) 」に対する注目が世界的に高まっている。航空機・ヘリコプターOEMだけでなく、自動車メーカーも機体開発レースに本格参戦するなど、空飛ぶクルマの機体開発は着実に前進している。日本においても大阪・関西万博での商用化をターゲットに、社会実装に向けた議論が具体的に進められており、空飛ぶクルマが日本の空を飛行する未来は数年後に迫っている。
 本講座では、主要な機体メーカーによる機体開発状況やサービスインに向けた他企業との連携内容について解説するとともに、国内外の政府や政府機関が社会実装に向けてどのような取り組みを行っているかを、特に日本の自治体に焦点を当てて説明する。

  1. 空飛ぶクルマの機体開発動向・サービスインに向けた連携状況
  2. 社会実装に向けた国内外の動向や主な事業者による取組内容
  3. 日本の自治体による具体的な取組内容
  4. 今後のタイムライン・マイルストーン
    • 質疑応答

講師

  • 鈴木 真二
    東京大学 大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻
    教授
  • 岩本 学
    株式会社日本政策投資銀行 航空宇宙室
    調査役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 自動運転車の商業化への道筋 東京都 会場・オンライン
2024/4/25 宇宙空間に関する最新動向と防衛省・自衛隊の宇宙政策について 東京都 会場・オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/8 宇宙利用事業採算性確保に向けたコスト低減化とニーズに即したサービスの創出へ 東京都 会場・オンライン
2024/5/8 ソニー・ホンダモビリティ、Tesla、BYDのEV開発戦略 東京都 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 オンライン
2024/5/14 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン
2024/5/16 xEVにおける車載電子製品のサーマルマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/6/7 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/6/12 自動車塗料、塗装工程のCO2削減 オンライン
2024/7/10 EVにおける車載機器の熱対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2024/1/29 ロケット 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/1/29 ロケット 技術開発実態分析調査報告書
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/12/14 2019年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望