技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

なるほど 納得 シリコーン

なるほど 納得 シリコーン

~シリコーンを理解してあなたの心強い味方にするための時間~
オンライン 開催

概要

本セミナーは、シリコーンを扱う方を対象に、シリコーンの基礎からシリコーンの配合設計、機能付与について詳解いたします。

配信期間

  • 2022年10月17日(月) 10時30分2022年10月28日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2022年10月17日(月) 10時30分

受講対象者

  • シリコーンを扱うすべての分野の方

修得知識

  • シリコーンの基礎
  • シリコーンの配合設計
  • シリコーンへの機能付与
    • 耐熱性
    • 難燃性
    • 導電性
    • 透明性
    • 成形性

プログラム

 弊社セミナーにおいて定番講座となっている「なるほど 納得 シリコーン」は、今年で10年目を迎えます。若い技術者だけでなく、それぞれの分野で活躍される技術のプロが「シリコーン」を基礎から正確に学ぶための時間としても 活用されています。
 全ての産業と何らかの接点を有するシリコーンは、広い視点と深い化学的理解が求められる化合物です。日本のシリコーンメーカー技術者は、レジン・オイル・カップリング剤・シーラント・ゴムなどの狭い領域だけを担当しています。ですから、シリコーンメーカーと接点があったとしても、全てに亘るシリコーン技術を学ぶ機会は永遠に訪れません。
 シリコーンがあなたの業務の強い味方となるように、全てのシリコーン製品について技術と活用法、誤用例などをユーザーの視点と共に解説致します。

  1. そもそもシリコーンとは何なのか
    1. 誕生と工業材料としての歴史
    2. 製造方法と素原料 および 原価構成
    3. 「シリコン」と「シリコーン」
    4. 類似用語の明快解説
      • シリル
      • シラン
      • シラザン
      • シロキサン
      • シルセスキオキサン etc.
    5. 長所と短所 および 安全性
  2. 特異な性質を分子構造から理解する
    1. 優れた耐熱性を分子論で解説
    2. 弱い分子間力がもたらす個性と特性
    3. 撥水性なのに吸湿性が高い理由
    4. 医用材料として歓迎される背景
  3. シリコーンゴムの配合設計 基礎入門
    1. 基本的な配合設計情報
    2. シリカが演ずる界面のナノ化学
    3. 混練と成形加工に必要な技術
    4. 高機能性付与を目指す配合設計論
  4. 使いこなすための実践製品知識
    1. 多彩な変性シリコーンオイルの資質と選択指針
    2. ローボラタイル問題の本質と対応策
    3. なじみの薄いシリコーンレジンの活用法
    4. 地球環境とシリコーン考
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 渡辺 聡志
    材料技術研究所
    技術コンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 35,750円 (税別) / 39,325円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名あたり 35,700円(税別) / 39,270円(税込) で受講いただけます。
  • 3名以上で参加の場合、1名あたり 32,700円(税別) / 35,970円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 71,400円(税別) / 78,540円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 98,100円(税別) / 107,910円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

受講特典

本講演は “アフターフォロー” が特別に付いた「安心セミナー」です。
講演後 1 か月間は直接メールで、講師に講演内容の再質問ができます。
もちろん回数制限などありません。親切で的確な対応は折り紙つきです。
※アーカイブ受講の方は、視聴開始日から1か月間になります。

アーカイブ配信をご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/3 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 オンライン
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 プラスチックリサイクルの現状と課題 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/9/5 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/8 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/9/8 ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/9 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/9/9 エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 オンライン
2025/9/10 粘着・剥離現象の基礎と可視化実験・モデリング オンライン
2025/9/11 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2025/9/12 ポリマーの高屈折率化技術 オンライン
2025/9/12 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2025/9/12 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/12 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/9/16 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン
2025/9/17 ポリウレタンの構成構造、材料設計、分析解析、国内外事情 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例