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大容量蓄電池の開発とカーボンニュートラルに向けた電源への応用技術

大容量蓄電池の開発とカーボンニュートラルに向けた電源への応用技術

~NAS電池、レドックスフロー電池、EMSの動向と再エネの主力電源化に向けた展望~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月13日(木) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部 再生可能エネルギーや蓄電池システムの監視、需給制御技術

(2022年10月13日 10:00〜11:30)

 更なる再生可能エネルギーの普及や蓄電池・EVといった蓄電デバイスの増加にあたり、このような分散配置されたエネルギーリソースを最適にマネジメントすることが非常に重要となってくる。 これを実現するエネルギーマネジメントシステム (以下、EMS) は、今後キーテクノロジーとなると考えており、ダイヘンでは当社独自のEMSである “Synergy Link” を開発し製品展開している。
 この “Synergy Link” は従来の集中管理制御方式とは異なり、機器やシステム同士が協調 (Synergy) し繋がり (Link) 最適な状態へ導くことができる自律分散協調制御方式を採用している。
 本講義は、”Synergy Link”の技術説明と実応用した活用事例についてご紹介させていただく。

  1. 脱炭素社会に向けた社会背景
  2. 当社独自のEMS“Synergy Link”の説明
  3. 再エネや蓄電池システム関係の当社製品紹介
  4. 実応用した活用事例
    • 質疑応答

第2部 NAS電池の研究開発と実証試験の取り組み

(2022年10月13日 12:10〜13:40)

 全世界的にSDGsやCN (カーボンニュートラル) が叫ばれる中、系統用蓄電池の重要性が高まっている。
 系統における再生可能エネルギーの比率が大きくなるにしたがって、需給調整として導入されていた短時間容量の電力貯蔵システムのみでなく、エネルギーシフト機能も重要度が増し、長時間容量の電力貯蔵システムが必要となりつつある。
 CNの実現には、再生可能エネルギーと系統用蓄電池を活用して、系統の安定化を維持しつつ、再生可能エネルギーを最大限利用することが不可欠である。
 本講座では、系統用蓄電池として使用拡大が期待されている大容量長時間用途に適したNAS電池の原理・特長,最新の設置事例、更には新たな取り組みについて説明します。

  1. NAS電池の概要
    1. 原理
    2. 長期性能
    3. 安全性
  2. 使用事例
    1. 運用実績
    2. アンシラリーサービス
    3. 離島
    4. 太陽光発電の余剰電力吸収
    5. アブダビでの運用例
  3. NAS電池の新たな取組
    • 質疑応答

第3部 レドックスフロー電池の研究開発と活用事例

(2022年10月13日 13:50〜15:20)

 バナジウム電解液を用いたレドックスフロー電池は、電池反応の原理上、長寿命であり、また、電解液が不燃であることから火災耐性が高い。また、充電状態や充電サイクル数が劣化促進要因とならないことから、運転パタンへの制限が少ない。このため、長周期の充放電、短周期の充放電のいずれにも対応が可能で、さらには、それらの重畳運転も得意としており、様々なユースケースに適する。
 本講座では、その特長を活かしたマルチユースの例についても紹介する。

  1. フロー電池の原理と特長の紹介
  2. 蓄電池のユースケースの紹介
  3. 設置実績
  4. マルチユースによる蓄電池価値の向上
  5. 適用事例
    1. 系統用大型フロー電池
    2. 電力卸売市場への適用
    3. マイクログリッド など
    • 質疑応答

第4部 再生可能エネルギーの主力電源化に向けた蓄電池システム活用と展望

(2022年10月13日 15:30〜17:00)

 我が国では、2013年4月に「電力システムに関する改革方針」が閣議決定され、「安定供給の確保」「電気料金の抑制」「需要家の選択肢や事業機会の拡大」と「S+3E」 (Safety+Energy Security・Economic Efficiency・Environment) の同時達成を目指し、広く需要側電力資源も含めた電力市場の構築が進められている。
 一方、全世界的なカーボンニュートラルの実現に向けた動きや度重なる地震・風水害などを踏まえたレジリエンス向上、さらにロシアのウクライナ侵攻を背景としたエネルギー供給の不安定化等を受け、電力システムの制度や電力系統の運用が複雑化・困難化してきている。このような状況の中で蓄電池システムにおける課題を明確にしつつ、マルチユース活用を含めた今後の方向性等について紹介する。

  1. これまでの蓄電池活用の概要
    1. 需要家設置蓄電池の活用実態
    2. これまでの経験を通じての学び
  2. 再エネ大量導入に伴う蓄電池活用の可能性
    1. 自然変動電源増大に対する課題
    2. 電力市場の制度改革の概要
    3. VPP実証事業と電力市場参入における成果
  3. 再エネ主力電源化を支える技術の方向性
    1. 求められるアグリゲート技術の高度化
    2. 今後の方向性
    • 質疑応答

講師

  • 大堀 彰大
    株式会社ダイヘン EMS事業部 開発部
    開発部長
  • 鬼頭 賢信
    日本ガイシ株式会社 NV推進本部 ビジネスクリエーションマーケティング部
    専門部長
  • 柴田 俊和
    住友電気工業 株式会社 エネルギーシステム事業開発部 RF電池技術部
    部長
  • 田中 晃司
    東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部法人営業部 スマートコミュニティ開発グループ
    アドバイザー

主催

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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
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