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DX時代のグローバル航空・宇宙事業の動向と展望

DX時代のグローバル航空・宇宙事業の動向と展望

~新たな事業環境認識によるプロジェクト企画・事業開発、設計・開発・ものづくり動向を俯瞰しつつ、日本市場の成長へ繋げる~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年9月29日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • グローバル航空・宇宙市場 (プライベートジェット市場及び無人・有人Drone市場含) に新規参入を図ろうとする企業、研究開発・企画・設計
  • ものづくり機関の関係者・グローバル航空・宇宙市場で活躍する事業開発戦略企画推進者及びプロジェクト事業推進者
  • グローバル航空・宇宙市場の現在・今後を俯瞰し、日本市場成長のマーケティング・エンジニアリング ゙に従事される方
  • グローバル航空・宇宙装備品の事業開発、設計・生産技術担当者及びそのチームリーダー
  • グローバル航空・宇宙市場に課せられるCN (Carbon Neutral) 及びGreen、即ち現在進行・発展中の「航空電動化/電動化推進航空機」への取組み、新事業環境認識に基づき日本市場を開拓・発展されようとする方

修得知識

  • グローバル航空・宇宙市場における事業開発を推進するための着目点と基本戦略構築のポイント
  • グローバル航空・宇宙市場の機体・航空装備品・システムに関するマーケティング・エンジニアリング重要ポイント
  • グローバル航空・宇宙市場に新規参入するためのマーケティング・エンジニアリング ゙重要ポイント
  • グローバル航空・宇宙市場で進展する電動化、CN (Carbon Neutral) 及びGreenの事業環境認識とその対応
  • グローバル航空・宇宙市場における新市場、「Drone (無人&有人) 市場」の動向と今後の準備・対応
  • グローバル航空・宇宙市場の現在・将来動向に関する情報とその対応 (コロナ禍後の変化含む)
  • グローバル航空・宇宙市場におけるDX/AMの開発・推進の動向と対象市場分析
  • グローバル航空・宇宙市場におけるDX/AMの開発・開発・推進 主要有力プレーヤーの動向

プログラム

 航空装備品 (機体・エンジン関連および航空搭載システム・装備品) を対象とする事業企画、システム設計、開発、試作および量産ものづくりに関して、グローバル市場の動向を俯瞰しつつ日本市場の今後 (特にカーボンニュートラル、グリーン化に強く関係する電動化航空機の動向と対応) をDX時代の到来、その対応と共に展望する。宇宙市場、更に昨今のドローン (無人・有人) 市場についても言及する。
 講演者は、25年以上Tier1企業で航空装備品 (特にエンジン系統、航空電力マネージメント・発電システム、操縦系統システム) の設計・開発プロジェクトに関わり、2003年以降 United Technologies社との日本合弁企業の経営、2008年以降 航空宇宙カンパニー役員管掌で防衛省、Boeing社との契約に従事。
 長年のグローバルメガプレーヤーおよび日本最上位プレーヤーとの交流体験を通じて、また2013年以降 DX/AM導入・事業開発、コンサル企業を立ち上げてDX/AM推進に取り組む実践経験に基づき、市場展望を述べる。

  1. 航空・宇宙事業 – 日本企業の中長期経営
    • はじめに: 日本航空・宇宙業界とその主要プレーヤー (Tier1s) に関する注力視点
      1. Global&日本市場 重点対象
        1. 航空宇宙事業 – 日本企業の中長期経営
        2. 航空装備品AM含め事例対象範囲
        3. 日本航空市場Tier1プレーヤー (Tier1階層)
        4. 日本航空市場 (民需および防衛)
        5. 世界航空市場 (民需&防衛)
  2. Boeing社の未来 – DX時代の準備・対応
    1. 「Boeing社 新たな挑戦 2021年~」
    2. 「Boeing社ものづくりの未来 2019年~」
    3. Boeing社 生産 および 生産技術動向
      1. 20世紀の製造を凌駕して
      2. 将来への挑戦と機会
      3. 航空機産業と自動車産業の比較
        1. DX定義とエンジニアリンク
        2. 先端材料
        3. AMイノベーション
        4. 自動化イノベーション
        5. 製造解析・シミュレーションと情報・プロセスのデジタル管理
        6. 破壊的時代への加速
          • 参考: グローバル航宇宙分野のAM記事、およびBoeing AM News (1/20~20/20)
  3. 航空装備品 事例対象範囲
    1. 航空装備品 事例対象
      1. GE Aviation/Additiveの歴史 (2010~)
      2. 航空装備品AM事例 対象範囲
      3. Jet Engine 構造” – 民間航空機Turbofan
      4. KHI 航空宇宙カンパニー / エンジン関連機器
      5. IHI 航空宇宙事業本部&技術本部
    2. Air Show (Paris&Farnborough) に観るAM適用
      1. PAS (Paris Air Show) 2019
        • 航空エンジン関連
        • 機体搭載装備品
        • AM装置関係
        • AM SP (Service Provider)
        • AM材料関係
        • 鋳造事例
      2. Air Showでの推移 SAFRAN Groupおよび2017 PAS ~Moog Aircraft
      3. 航空装備品 Tier1 サプライヤー:AM Air Show 展示の動向
      4. AM 装置 サプライヤー:AM Air Show 展示の動向
      5. AM 金属粉末 サプライヤー:AM Air Show 展示の動向
    3. 参考: AeroAvio (GE Aviation) 金属材料分析・評価事例
  4. 電動化推進航空機 電力系統システムの進化
    1. 【航空市場Digital化による変化 】【Digital&Greenの波来る】および【航空市場Carbon Neutralへの取組み】
    2. 電動化推進航空機 – 電力系統
      • 電力系統機体内配置
      • 電力供給発展の歴史
      • CSCF / VSCF / HVDC
      • 民間航空機標準事例
    3. 電動化推進航空機 (次世代)
      • 技術トレンド
      • Boeing社電動化の流れ
      • 電動化構造事例
      • 「航空電動化」に“熱制御”の重要性一層高まる
    4. 電動化推進航空機 (日本、グローバルプレーヤー動向)
    5. 電動化推進航空機 (海外、グローバルプレーヤー動向)
  5. 日本 航空 宇宙業界マーケティング
    1. 「日本航空市場」 – 航空装備品の進化とプレーヤー 対応
      1. Marketing 本来の強化ポイント
        • JAXA 役割
        • IHI 組織事例
        • KHI「水素航空機」およびホンダエアロ事例
        • 参考: ビジネスジェット (BJ) 市場
      2. 防衛装備品関連 事例
      3. 日本市場 航空Tier1 装備品企業
        • ナブテスコ
        • 住友精密工業
        • 多摩川精機の事例
        • 関東経済産業局の設定事例
    2. 「日本宇宙市場」 – 宇宙機装備品の進化とプレーヤー 対応
      1. 日本宇宙市場 Tier 1 プレーヤー (Tier1階層)
      2. JAXA (宇宙航空研究開発機構) の動向
      3. 「宇宙プロジェクト」とその技術動向
      4. 「宇宙インフラ開発Start – up 企業」への活発な投資
      5. 「日本宇宙市場」マーケティング
    3. グローバルDrone (無人 & 有人) 市場の動向
      1. Drone (無人) マーケティング – 新規参入含めプレーヤーの準備・対応
        • はじめに – 日本市場のDrone
        • eVTOL – 日本市場のDrone
        • 空の移動革命、ドローン、空飛ぶクルマからゼロエミッション航空機まで – モノづくり日本会議
        • Passenger Drone 4分類」
          1. Drone の動向
          2. Drone プレーヤー
          3. Drone 適用 DX事例
          4. Drone 適用 AM事例
      2. Passenger (有人) Droneマーケティング – 新規参入含めプレーヤーの準備・対応
        1. Passenger Droneの動向
        2. Passenger Droneプレーヤー
        3. Passenger Drone 適用 DX事例
        4. Passenger Drone 適用 AM事例
  6. DX時代の日本航空・宇宙市場プロジェクト企画・設計・開発における “試作レス、造らずに創る”
    1. 2022年、2021年および2020年「ものづくり白書」から
    2. DX 事業環境認識、「企画・設計・開発体制作り」
    3. 航空機ビジネスの特徴とDX/AM適用効果
      • 航空事業MROバリューチェーン&ビジネスモデルおよび民間航空機 MRO市場の動向
    4. 【製造業のDigital化】動向事例
    5. プロジェクト企画・設計・開発における“試作レス、造らずに創る”事例
      • 参考: グローバル航空機業界における収益状況
    6. 「進化・深化するソフトウェアとその基盤」総合AM SPの必然性
    7. ソフトウェア開発およびソフトウェアによるサービスを含めた付加価値づくり
    8. DX/AM 日本航空宇宙市場マーケテイング指針
    9. 3D Digitalの近未来
    10. 「航空・宇宙市場で成長するためには」
      • 参考: AM 事業 (一例)
      • 参考: AM Journey (1/6~6/6)
      • 参考: 海外の研究機関 (Fraunhofer&ARTC)
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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