技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

アニオン重合の基礎と機能性高分子の合成方法

アニオン重合の基礎と機能性高分子の合成方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、アニオン重合、リビングアニオン重合の基礎から、ブロック共重合体や末端官能基化ポリマーの合成への応用について解説いたします。

開催日

  • 2022年8月3日(水) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • ブロック共重合体や末端官能基化ポリマーの合成に関心のある方

修得知識

  • 高分子合成、特にリビング重合の機構
  • アニオン重合の特徴を生かしたブロック共重合体や末端官能基化ポリマーの合成への応用

プログラム

 本セミナーでは、まず、高分子合成の基礎から、連鎖重合の一種であるアニオン重合の基礎 (モノマー、開始剤、溶媒、素反応、重合機構など) について概説する。続いて、アニオン重合の大きな特徴であるリビングアニオン重合について解説し、ブロック共重合体や末端官能基化ポリマーの合成方法に関して紹介する。また、様々な官能基を持つモノマー類のリビングアニオン重合によって一次構造の明確な各種反応性高分子が合成できることを説明する。さらに、剛直なアダマンタン環を有するスチレン類、1,3 – ジエン類、メタクリル酸エステル類のリビングアニオン重合によって得られたポリマーが高いガラス転移温度を示すことを紹介する。最後に、メタクリル酸エステル類やアクリルアミド類から得られた高分子において、立体規則性や末端基などの一次構造が水溶性や感温性にとって重要なことを説明する。

  1. 高分子合成の基礎
  2. アニオン重合の機構
  3. リビングアニオン重合の機構
  4. アニオン重合による反応性高分子の合成
  5. アニオン重合によるアダマンタン環含有高分子の合成
  6. アニオン重合による水溶性・感温性高分子の合成

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/26 アクリレートモノマー・オリゴマーの種類、特徴、重合と新しい分子設計の考え方 オンライン
2024/9/26 EV電動化モビリティの高電圧絶縁評価技術の基礎と実例 オンライン
2024/9/26 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/9/26 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/9/26 高分子の延伸における分子配向・配向結晶化のメカニズムと物性制御 オンライン
2024/9/26 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2024/9/26 固体高分子材料の動的粘弾性測定入門講座 オンライン
2024/9/26 ポリマー・高分子材料用の各種添加剤の種類、作用機構と選択・処方・配合設計の基礎 オンライン
2024/9/27 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/9/27 アクリル樹脂入門 オンライン
2024/9/27 高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価 オンライン
2024/9/30 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2024/9/30 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2024/9/30 人工皮革・合成皮革の入門講座 オンライン
2024/10/1 高分子材料における偏光・複屈折の基礎と光学特性の制御方法 オンライン
2024/10/3 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/10/3 高分子絶縁材料の基礎と劣化対策 オンライン
2024/10/3 プラスチック射出成形の基礎と成形トラブル対策技術 東京都 会場・オンライン
2024/10/3 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 オンライン
2024/10/4 プラスチック材料における劣化・破損のメカニズムと評価方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用