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テラヘルツ波の基礎とデバイス技術および産業応用

テラヘルツ波の基礎とデバイス技術および産業応用

~安全安心・通信・医薬・バイオへの展開~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎知識から始まり、電子デバイス/光デバイスの両面から光源・検出器の基本について、また、センシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説いたします。さらにテラヘルツ波のシステムの早期導入が期待される安全安心分野、医療医薬分野に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを解説いたします。

開催日

  • 2022年3月28日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 次世代の技術シーズ調査担当者
  • 新規研究開発テーマ探索・企画担当者
  • 新規光・半導体デバイス研究開発者
  • 新規センシング・イメージング技術研究開発者
  • テラヘルツ・遠赤外光技術の研究者

修得知識

  • テラヘルツ波の基礎と産業応用
  • テラヘルツシステムの構築技術
  • テラヘルツ光源・検出器技術
  • テラヘルツ医用工学
  • テラヘルツイメージング

プログラム

 テラヘルツ波は電波と光の間の周波数帯にあり産業上の未開拓領域であるが、近年次世代の6G通信技術や新規透過イメージング技術として脚光を浴びるようになってきた。
 通信技術としては超高周波数であることを活かした大容量無線通信、透過イメージング技術としては物質固有のスペクトル情報の取得を伴う非破壊検査や医用イメージングがユニークな特徴として着目されている。しかし、ここ10年来実用的な光源・検出器の性能が十分進展しておらず、その結果産業として大きく伸びていない状況である。一方、ラジオ波からX線まで人類に有効に活用されている電磁波の中でギャップとなっているテラヘルツ波は、システムが高効率化すれば近い将来必ず大きな産業に発展するものと考えられている。
 本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎から始まり、実用化を目指すためのデバイス技術の基本、さらにセンシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説する。さらに、今後テラヘルツ技術の導入が期待される安全安心分野、通信分野、医薬・バイオ分野等に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを述べる。

  1. テラヘルツ波の基礎
    1. テラヘルツ波の特徴
    2. テラヘルツ波による分光・センシング
    3. テラヘルツ波時間領域分光法 (THz – TDS)
  2. テラヘルツ光源
    1. 光源技術の概要
    2. 光励起型光源
    3. 発振器デバイス
  3. テラヘルツ検出器
    1. 検出器技術の概要
    2. 単一検出デバイス
    3. イメージングデバイス
  4. テラヘルツシステムとその産業応用
    1. 産業応用分野の概要
    2. 安全安心応用
    3. 通信応用
    4. 医療品検査応用
    5. バイオセンシング応用
  5. まとめと今後の展望

講師

  • 尾内 敏彦
    筑波大学 国際産学連携本部
    教授 (起業家教育)

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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