技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品原薬のラボから製造現場へのスケールアップ対応

医薬品原薬のラボから製造現場へのスケールアップ対応

~製造時の失敗を最小限にするためのポイントとは?~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年2月24日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 医薬品原薬のプロセス開発からスケールアップ製造まで進め方
  • 製造スケールに合わせたラボでの操作パラメータのデータ取りと最適化
  • 操作パラメータの操作範囲 (管理範囲) の設定方法と操作パラメータの最適化
  • スケールアップシミュレーションとスケールダウンシミュレーション
  • 撹拌・伝熱のスケールアップの考え方と予測計算
  • 品質リスクアセスメントと実験計画
  • スケールアップ時の失敗から学ぶ (実例)

プログラム

 ラボと現場の製造設備機器の違いを理解して、ラボで製造現場をつなぐスケールアップシミュレーション及びラボで製造現場を再現するスケールダウンシミュレーションの実施方法の解説、ラボでのデータ取りと製造設備の選択と操作法の検討、操作パラメータの最適化とパラメータの設定方法の考え方、スケールアップ時のスケールに合わせた示強的操作パラメータである撹拌数と熱媒・冷媒温度の予測計算、品質リスクアセスメントの実施、スケールアップ製造時の失敗から学ぶ (実例)。

  1. 医薬品原薬のプロセス開発
    • 開発ステージ違いによるプロセス開発
  2. 実験室と製造現場での違い ・
    • 操作方法・設備の違い
    • サイズの違い (単位体積当たりの違い)
    • 操作時間の違い
    • 製造設備・機器の性能の違い
    • 撹拌数・伝熱の違い
    • スケールアップ・スケールダウンシミュレーションの注意点 (幾何学的相似形とは)
  3. 実験室での操作パラメータの最適化
    • スケールアップに伴い変更すべき (示量的) 数値と変更してはいけない (示強的) 数値
    • 品質リスクアセスメントの実施と実験計画の立案
    • 実験室でのデータ取りと操作パラメータ – の最適化
    • 製造工程操作パラメータの設定方法
  4. 製造スケールに合わせたスケールアップ計算
    • 撹拌数の予測計算と適用
    • 伝熱 (冷却・加熱) 予測計算と適用
  5. スケールアップ及びスケールダウンシミュレーション
    • 製造現場 (使用予定) の設備とラボ実験機設計
    • 製造スケールに合わせた操作時間の予測
    • 撹拌、伝熱効率を合わせる
  6. スケールアップ時の危険性・有害性
    • 危険な溶媒、静電気、原料・中間体等の有害性の確認と反応の危険性評価
  7. プロセス開発の事例とスケールアップ事例

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/9 半導体パッケージの伝熱経路、熱モデルと熱設計・シミュレーション技術 オンライン
2025/7/9 GMP省令等の要求するバリデーションの立案・実施と適格性評価の留意点 オンライン
2025/7/9 経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法 オンライン
2025/7/10 よくわかる撹拌技術: 装置選定、スケールアップの要点とトラブル対策例 オンライン
2025/7/10 難水溶性薬物のための製剤技術の理論と実際 オンライン
2025/7/10 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点と報告書作成の留意点 オンライン
2025/7/10 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/7/11 ICH-E6 (R3) について(R2) とのGAPと国内実装に向けた対応方針を考える オンライン
2025/7/11 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/7/11 ファーマコビジランス研修および薬害教育における実施事例と企業ロールモデル オンライン
2025/7/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/7/14 グローバルGMPをふまえた非無菌医薬品の製造、品質管理における環境モニタリング・空調・製薬用水の管理範囲と必要レベル オンライン
2025/7/15 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集 (包括的理解、分析と抑制方法、製剤設計、管理戦略) 会場
2025/7/15 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理および原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/7/16 眼疾患におけるアンメットニーズと治療薬の開発動向 オンライン
2025/7/17 監査員の立場からみるGMP違反を防ぐ教育訓練とQuality Culture醸成 オンライン
2025/7/17 マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用 オンライン
2025/7/17 ADCのリンカー結合・修飾技術と製造時の特許リスク対応 オンライン
2025/7/18 高薬理活性医薬製造における洗浄負荷の軽減/最適化と曝露リスク評価 オンライン
2025/7/18 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 会場・オンライン