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押出成形のトラブル対策 Q&A講座

押出成形のトラブル対策 Q&A講座

~加工条件の最適化・安定化~
オンライン 開催

概要

本セミナーは、押出成形を基礎から解説し、装置・プロセス条件の設定、樹脂特性と成形への影響、不良の原因と対策について詳解いたします。
過去のセミナーで多く寄せられた質問を元にプログラムを構成しております。

開催日

  • 2021年9月27日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 装置・プロセス条件の設定
  • 樹脂特性と成形への影響
  • 不良の原因と対策

プログラム

  1. 押出成形に関する基礎知識
    1. 材料特性
      • Q1 押出成形に関係する樹脂特性は何か?
      • Q2 分子量 (平均分子量) 、分子構造は押出成形性にどのように影響するか?
      • Q3 非晶性樹脂と結晶性樹脂の違いは何か?
      • Q4 MFR、溶融粘度、分子量の間の関係は?
      • Q5 溶融張力の測定法は?
      • Q6 溶融張力とMFRの関係は?
      • Q7 押出成形材料の形態は?
      • Q8 溶融樹脂から発生するガスにはどのようなものがあるか?
    2. 押出成形特性
      • Q9 押出成形はどのような工程からなるか?
      • Q10 溶融粘度とは?
      • Q11 せん断粘度の測定法は?
      • Q12 伸張粘度の測定法は?
      • Q13 ドローダウン性の測定法は?
      • Q14 押出機にはどんな種類があるか?
      • Q15 スクリュの形状は?
      • Q16 スクリュにおけるせん断熱発生に影響する因子は?
      • Q17 押出成形装置にはどんな種類があるか?
  2. 押出成形現象
    • Q18 押出成形をする上で、必ず押さえなければならない点は?
    • Q19 押出成形で成形しにくい製品形状は?
    • Q20 異形押出で、特に注意することは?
    • Q21 押出成形のし易さ、難しさはどうやって決まるか?
    • Q22 樹脂の比容積、圧力、温度 の関係は?
    • Q23 スウェリング (ダイスウェル) とは?
    • Q24 スウェル比に与える影響因子は何か?
    • Q25 メルトフラクチャー、シャークスキンとは?
    • Q26 配向のメカニズムとは?
    • Q27 ドローレゾナンスとは?
    • Q28 残留ひずみ、そり、変形の発生メカニズム?
    • Q29 残留ひずみは製品品質のどのように影響するか?
    • Q30 残留ひずみの測定法は?
  3. 加工条件の最適化
    • Q31 樹脂はどんなふうに溶けるか?
    • Q32 ホッパーからの落下量に影響する因子は?
    • Q33 スクリュの食い込みに影響する因子は?
    • Q34 予備乾燥はどんな場合に必要か?
    • Q35 予備乾燥の方法は?
    • Q36 シリンダ、スクリュにおけるせん断熱の制御法は?
    • Q37 スクリュで均一に混練するポイントは?
    • Q38 スクリュの輸送推進力を決める因子は?
    • Q39 正しい脱気の進め方は?
    • Q40 ダイ押出後の冷却法は?
    • Q41 ダイ圧制御のポイントは?
    • Q42 ダイ温度制御のポイントは?
    • Q43 安定した供給を行うためのポイントは?
    • Q44 賦形工程の注意点は?
    • Q45 冷却時の温度むらを防ぐには?
  4. トラブル対策
    • Q46 溶融樹脂のドローダウンを防ぐには?
    • Q47 ドローレゾナンスを防止するには?
    • Q48 サージング (脈動) を防ぐには?
    • Q49 ダイラインを防ぐには?
    • Q50 残留ひずみ (冷却ひずみ) を低減するには?
    • Q51 フッシュアイを防ぐには?
    • Q52 ギヤマークを防ぐには?
    • Q53 メヤニを防ぐには?
    • Q54 粘着・剥離マークを防ぐには?
    • Q55 光学ひずみを防ぐには?
    • Q56 そりを防ぐには?
    • Q57 ブリードを防ぐには?
    • Q58 異物混入を防ぐには?
    • Q59 ウェルドライン (スパイダーマーク、融着ライン) の発生を防ぐには?
    • Q60 成形品の変色を防ぐには?
    • Q61 表面光沢をよくするには?
    • Q62 メルトフラクチャー (シャークスキン) を防ぐには?
    • Q63 気泡不良を防ぐには?
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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