技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

中分子医薬品 (核酸医薬品、RNA医薬品など) の特許戦略

中分子医薬品 (核酸医薬品、RNA医薬品など) の特許戦略

~先行技術調査・特許性判断・特許侵害の考え方 / 核酸医薬品、mRNA医薬品、ペプチド医薬品~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、中分子医薬品の特許動向について解説したうえで、先行技術調査と特許性判断のほか、特許侵害の考え方について説明し、今後の特許戦略の方向性について解説いたします。

開催日

  • 2021年9月17日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • 中分子医薬品の特許動向/先行技術調査と特許性判断 (事例紹介) /特許侵害の判断手法
    • 有効成分の構造改変
    • 医薬用途、臨床研究
    • 用法・用量、剤型、DDS
    • 製造方法、合成方法
    • アミノ酸配列・塩基配列

プログラム

 近年、核酸医薬品、RNA医薬品、ペプチド医薬品などの中分子医薬品は、幅広い疾患領域で研究が進められており、今後は医薬品市場全体を大きく拡大させる成長分野になることが期待されています。
 このような中分子医薬品の研究開発と実用化を推進するためには、中分子医薬品に関連する特許動向を分析して、適切な特許実務を行うことにより、最適な特許戦略を推進することが重要です。
 本講演では、このような視点から、中分子医薬品の特許動向について解説したうえで、先行技術調査と特許性判断のほか、特許侵害の考え方について説明し、今後の特許戦略の方向性について解説します。
 中分子医薬品の特許動向を把握し、先行技術調査と特許性判断のほか、特許侵害の考え方について理解し、今後の特許戦略の方向性について認識することがねらいです。

  1. 中分子医薬品の現状と課題
    1. 中分子医薬品の研究開発の現状
      • 核酸医薬品
      • mRNA医薬品
      • ペプチド医薬品
    2. 中分子医薬品の課題
      • 核酸医薬品
      • mRNA医薬品
      • ペプチド医薬品
  2. 中分子医薬品の特許動向
    1. 有効成分の構造改変
      • 核酸の構造改変
      • 核酸-リガンド-コンジュゲート
      • mRNAの改変・最適化・安定化
      • ペプチドの構造改変
      • 環状ペプチド
      • ペプチドミメティックなど
    2. 医薬用途、臨床研究
      • 抗腫瘍
      • 抗ウイルス
      • 中枢系
      • 免疫系
      • 循環器系など
    3. 用法・用量、剤型、DDS
      • 血中安定化
      • 膜透過性
      • 中枢移行性
      • 体内動態など
    4. 製造方法、合成方法
      • 人工核酸合成
      • ペプチド固相合成
      • 精製技術など
    5. アミノ酸配列・塩基配列
      • ビッグデータ創薬
      • AI創薬
      • RAPIDシステムなど
  3. 中分子医薬品の先行技術調査と特許性判断 (事例紹介)
    1. 有効成分の構造改変
      • 核酸
      • mRNA
      • ペプチドの構造改変
      • コンジュゲートなど
    2. 医薬用途、臨床研究
      • 抗腫瘍
      • 抗ウイルス
      • 中枢系
      • 免疫系
      • 循環器系など
    3. 用法・用量、剤型、DDS
      • 血中安定化
      • 膜透過性
      • 中枢移行性
      • 体内動態など
    4. 製造方法、合成方法
      • 人工核酸合成
      • ペプチド固相合成
      • 精製技術など
    5. アミノ酸配列・塩基配列
      • 相同性検索
      • 人工知能による検索事例など
  4. 中分子医薬品の特許侵害の判断手法
    1. 有効成分に関する特許権
      • 実質同一と均等侵害
    2. 医薬用途に関する特許権
      • 用途特許の効力
    3. 用法・用量、剤型、DDSに関する特許権の効力範囲
    4. 製法特許の効力範囲
      • リーチスルー
      • プロダクトバイプロセス
      • 査証制度の影響
    5. アミノ酸配列・塩基配列に関する特許権
      • ハイブリダイズ
      • ホモロジーの解釈など
  5. 今後の課題
    1. 最近の登録特許の動向
      • 核酸医薬品
      • mRNA医薬品
      • ペプチド医薬品
    2. 進歩性要件に必要な実験データ
    3. 開示要件に必要な実験データ
    4. 日米欧、日中韓の特許クレームの比較
    5. 最適な特許明細書・クレームの提案
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/30 技術者・研究開発者のための特許出願の基本知識と実務 東京都 会場
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 再生医療等製品の開発の進め方と薬事戦略における注意点 オンライン
2024/5/31 モノづくり企業が知っておきたい知的財産契約の基礎知識 オンライン
2024/5/31 特許から紐解く、自動運転の将来とは? 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/5/30 太陽光発電 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/30 太陽光発電 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/25 三菱化学と住友化学と三井化学 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/20 日本電気と富士通2社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/5/20 日本電気と富士通2社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/20 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/4/20 ロボット制御技術 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/20 ロボット制御技術 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/4/20 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/5 化粧品 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/4/5 化粧品 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/5 洗浄剤 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/4/5 洗浄剤 技術開発実態分析調査報告書
2009/3/25 空調機 技術開発実態分析調査報告書
2009/3/25 空調機 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)