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プラスチックの劣化メカニズムと加速試験・分析手法

プラスチックの劣化メカニズムと加速試験・分析手法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高分子材料の劣化分析評価にとって有用な分析手法や耐久試験方法について事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2021年7月28日(水) 13時00分 16時00分

修得知識

  • プラスチックの劣化に有効な分析方法
  • 長期耐久性試験方法と分子構造変化との相関
  • マッピング分析による材料の構造組成分布分析の有用性
  • 長期耐久性を短時間の加速試験で評価する方法

プログラム

 プラスチック・ゴムなどの高分子材料についての劣化は使用環境や材料の種類によって大きく異なり、マッチングできていないと重大なトラブルにつながるものである。またガス、水道管などのインフラ設備に使用されている場合には、数十年以上の長期耐久性の評価は重要であり、リサイクルやリユースも推進されることが予想されることから長期の使用における劣化状態の把握と寿命を推察することのニーズが高まると考えられる。
 本講義においては高分子材料の劣化分析評価にとって有用な分析手法や耐久試験方法の紹介を行い、ガス管や温水用の配管に用いられるPEを実例として耐久試験と分子構造分析を相関させた評価例を紹介する。

  1. プラスチック劣化分析と耐久性評価
    1. 耐久試験と試験品の劣化状態分析
    2. 劣化分析手法とその注意点
    3. 耐久試験方法の考え方
  2. プラスチックの耐久性と分子構造 (ガス管用ポリエチレンを事例として)
    1. 長期耐久試験方法の変遷
    2. 各種ポリエチレンの耐久試験結果
    3. 耐久性と分子構造の相関解析
  3. プラスチックの耐久性評価と劣化メカニズム (温水用ポリエチレンを事例として)
    1. 大気放置と温水浸漬による3,5万時間耐久試験
    2. 60~110℃の浸漬温度による物性変化と分子構造解析
    3. 銅イオンと空気加圧による劣化加速解析と短時間での耐久性評価

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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