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技術者・研究者のための拒絶理由通知対応ノウハウ

技術者・研究者のための拒絶理由通知対応ノウハウ

~拒絶理由通知の読み方・対応案の検討に必要な知識とプロセス~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、拒絶理由通知への対応策を検討する際に必要な基本的な知識から解説し、説得力のある意見書の書き方、確実に拒絶理由が解消できる対応案の探し方について解説いたします。

開催日

  • 2021年6月17日(木) 10時00分 16時00分

修得知識

  • 拒絶理由通知への対応の際に必要な基礎的な知識
  • より確実に拒絶理由が解消できる対応案を見つけ出す手順、手法
  • 内容に説得力が生まれる意見書の記述方法とポイント

プログラム

 技術者・研究者向けに、拒絶理由通知へ対応する際の基礎知識から重要ポイントまでをお伝えします。
 拒絶理由通知への対応は、特許の実務者にとって重要なスキルです。その対応如何によって、特許になるか否かが決まるといっても過言ではありません。たとえ、しっかりとした特許明細書を作成していたとしても、拒絶理由通知への対応がまずければ、特許が認められない場合もあります。仮に特許が認められたとしても、権利範囲は狭くなり、有効な特許権を取得できない場合もあります。
 本講座は、拒絶理由通知への対応に慣れていない、あるいは、さらに高いスキルを身につけたいという技術者・研究者の方に、より強い説得力で審査官を納得させるための (主に新規性・進歩性に関する) 拒絶理由通知への対応方法を習得していただくことを目的としています。さらには、拒絶理由通知への対応スキルを磨くことで、特許が取得できる範囲で特許を取得するのではなく、「取得したい範囲で特許を取得できる」ようになることを目指します。
 拒絶理由通知への対応の際に必要な知識を学習したうえで、どのような手順及び手法で検討を進めていけば、より確実に拒絶理由が解消できる対応案を見つけだすことができるのか、どういう順序で何を意見書に書けば内容に説得力が生まれるのかというエッセンスを、事例・演習を交えながら、お伝えいたします。

  1. 拒絶理由通知への対応策を検討する際に必要な基本的知識
    1. 拒絶理由通知に対応する際の考え方
    2. 検討のための準備
    3. 新規性
      1. 請求項にかかる発明の認定
      2. 上位概念と下位概念
      3. 機能・特性等を用いて物を特定する請求項
      4. 用途限定がある請求項
      5. プロダクトバイプロセスクレーム
    4. 進歩性
      1. 進歩性の判断手法
      2. 最適材料の選択・設計変更、単なる寄せ集め
      3. 技術分野の関連性
      4. 課題の共通性
      5. 作用・機能の共通性
      6. 引用発明と比較した有利な効果
      7. 選択発明
      8. 数値限定発明
    5. 補正できる範囲
  2. 拒絶理由通知への対応策を検討する際の具体的手法
    1. 構成要件表の作成
    2. 新規性違反の場合
    3. 進歩性違反の場合
      1. 対応策の検討の手順
      2. 発明の効果による反論
      3. 進歩性の存在を否定し得る論理への反論
    4. 補正の検討
      1. どのように補正するかを検討するための手法
      2. 補正をして反論するための条件
  3. 意見書・手続補正書の作成
    1. 手続補正書の作成
    2. 意見書の作成
  4. 新規性・進歩性以外の拒絶理由通知について
    1. 特許法29条の2への対応
    2. 先願の規定への対応
    3. 記載不備への対応
    4. 実施可能要件違反、サポート要件違反への対応

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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