技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

中堅製薬会社の生存戦略

中堅製薬会社の生存戦略

~取るべきビジネスモデルと日本の強みを生かしたモダリティ戦略の考え方~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、中堅製薬会社特有の事情を新たな視点で考察し、その生存のための戦略と大方針、集中すべき研究テーマの方向性について解説いたします。

開催日

  • 2021年6月11日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 中堅製薬会社を取り巻く現状と、新しい視点
  • モデルとする企業、モデルとしないほうがいい企業
  • 中堅製薬業のリスク配分とは
  • 狙うべき創薬のターゲット
  • 各種決断のタイミングとは
  • 適応拡大という魔法」
  • 中堅製薬会社に求められる組織とは
  • 中堅製薬会社特有の事情を新たな視点で考察し、その生存のための戦略と大方針

プログラム

 製薬業界は今後も堅調な成長が期待される製造業であるものの、新薬創出と医療費削減への圧力、新しい技術の誕生という変化が訪れている。この状況下、中堅製薬会社は戦略を選択し集中せねばならない。本講座では、中堅製薬会社特有の事情を米国の中堅製薬会社を参考に新たな視点で考察し、その生存のためのビジネスモデルと、日本の強みを生かした有効なモダリティ戦略を議論する。

  1. 中堅製薬会社のおかれた現状
    1. 政策:新薬創出と医療費削減への圧力
    2. 社会:少子高齢化
    3. 技術:新技術・新潮流
    4. 製薬業界の機会
    5. 製薬業界の脅威
    6. 製薬会社も結局は製造業の1種である
  2. 製薬会社のビジネスモデル9+1種
    1. 投資実績から読み解く製薬業界のビジネスモデル
      1. キャピタルゲインを主とする成長ビジネスモデル
      2. インカムゲインを主とする成長ビジネスモデル
      3. 製薬会社のビジネスモデルは9種以上ある
    2. 海外の中堅製薬会社にみる中堅製薬会社のビジネスモデル
      1. 日本の中堅製薬会社が参考とすべきは、米国の中堅製薬会社
      2. 米国中堅製薬会社のビジネスモデルは主に3種に集約される
    3. 中堅製薬会社のはたしている役割
    4. ニッチの王としての中堅製薬会社:現状を維持するか
    5. 製造業としての中堅製薬会社:規模の経済に勝てるか
    6. 新薬メーカーとしての中堅製薬会社:新薬を創出できるか
    7. まとめ
  3. とるべき生存戦略性とは
    1. そもそも中堅製薬会社とは成功した〇〇企業である
      1. スペシャリティファーマ:疾患領域
      2. スペシャリティファーマ:地域
      3. スペシャリティファーマ:モダリティ
    2. 日本の強みとはなにか
    3. 中堅製薬業のリスク配分とは
      1. First-in-class (FIC) とBest-in-class (BIC)
      2. BIC≠「最も性能の高い薬」
      3. 意図的に創出できるのはFIC
      4. FICを計画的に創出するには
    4. 選択と集中
      1. 日本製薬業界の強みとは何か?
    5. とるべきモダリティ戦略とは
      1. モダリティとは
      2. 中堅製薬会社ビジネスモデルに合致したモダリティとは
      3. モダリティを外部から調達する
      4. 御社にふさわしいのは既存の御社インフラを使えること
    6. まとめ
  4. 方向性との全体整合性のまとめ
    1. 中堅製薬会社は大手製薬会社と生存戦略が異なる
    2. 選択と集中によって、中堅は大手と共存できる
    3. 大手製薬会社は中堅製薬会社を必要としている
    4. 中堅製薬会社に求められる組織像とは
    5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 中村 慎吾
    株式会社 Veritas In Silico
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/30 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2025/1/30 変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) オンライン
2025/1/31 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/1/31 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/1/31 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/2/7 GMP対応工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/14 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/2/17 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/27 「GMP監査マニュアル」の活用による効果的かつ効率的なGMP監査の実施と現場運用のポイント オンライン
2025/2/27 GMP違反とヒューマンエラーに対する教育訓練の考え方とQA視点による抑制・防止対策事例 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP-QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2025/2/27 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2025/2/27 少人数体制にも対応したGMP-QA業務・監査のポイントセミナー (全5コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方