技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

SDGs時代のカーボン繊維リサイクル

SDGs時代のカーボン繊維リサイクル

~課題とその克服について~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、カーボン繊維とその複合材料の利点を認識しつつ、リサイクルにおける課題と世界のトレンドを解説いたします。

開催日

  • 2021年5月18日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • CFメーカ、CFRPを使っている/使おうとしている成形メーカの技術者、企画担当者
  • 廃棄物処理企業の技術者、経営者

修得知識

  • カーボン繊維の基礎知識 (カーボン繊維とは?)
  • カーボン繊維の活用法 (どのように使われているか、使われそうか)
  • カーボン繊維を含んだ破棄物の出方、その処理法は?
  • カーボン繊維のリサイクルの可能性、市場性
  • 世界 (EU、USA、中国) の状況 カーボン繊維リサイクルはビジネスになるか?

プログラム

 産業界では、政府のグリーン政策推進とSDGs (Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標) ) の目標の1つとして、クリーンエネルギーと並んで気候変動防止≒CO2削減の観点から、カーボン繊維はリサイクル無くしては、その使用が制限される可能性が高い。
 本セミナーでは、それらを背景に、カーボン繊維とその複合材料の利点を認識しつつ、リサイクルにおける課題と世界のトレンドを解説する。

  1. カーボン繊維とは
    1. 製造法と必要エネルギー
    2. 世界のカーボン繊維製造と今後の動向
    3. カーボン繊維の活用
      • カーボン繊維強化高分子系複合材料 (CFRPおよびCFRTP)
      • 意外な活用
      • リサイクルなくしてCFはLCA的には×
  2. 種々のリサイクル・カーボン繊維 (RCF)
    • 一口にリサイクル・カーボン繊維と言っても、種々の繊維、形態がある
  3. 廃棄CFRPからカーボン繊維を回収する
    1. これまでの技術開発
    2. いろいろなカーボン繊維回収法
    3. 一押しのカーボン繊維回収法
    4. 熱可塑性樹脂を使ったCFRTPからもカーボン繊維を回収すべし!
  4. リサイクル・カーボン繊維、どのように活用する?
  5. わが国では廃棄CFRPは取り合いに!
    1. CF廃材は市中に出回らず
    2. 廃棄CFRPの出どころ
    3. 世界から集める?
    4. 回収システムを構築する
  6. カーボン繊維フィーバー
    • ここでも、あそこでもカーボン繊維 (各地の取り組み)
    • リサイクル・カーボン繊維は置き去り?
  7. リサイクル・カーボン繊維、未来を占う
    1. 世界的規模での回収、活用システムの構築
    2. ビジネスチャンス?
    3. EUに押し付けられるな、遅れるな!
    4. 規格:ISO化一番乗りのイニシアチブ、「今でしょう」
    5. 中国、恐れるに足る! CFリサイクル、絶対日本は負ける!

講師

  • 藤井 透
    同志社大学 先端複合材料研究センター
    嘱託研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/21 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ 東京都 会場・オンライン
2024/11/21 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2024/11/21 高分子結晶化の基礎と解析技術および結晶成長 オンライン
2024/11/22 マレイン酸変性による樹脂複合材料の界面密着性向上とその構造分析 オンライン
2024/11/22 プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング オンライン
2024/11/22 押出混練機内の樹脂挙動と混練評価、最適化技術 東京都 オンライン
2024/11/22 高分子結晶化のトポロジー的メカニズムとその制御 オンライン
2024/11/25 バイオマスフィラーの樹脂への分散、複合化技術 オンライン
2024/11/26 光学用透明樹脂の基礎、屈折率制御および光吸収・散乱メカニズムと高透明化 オンライン
2024/11/26 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/11/27 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/27 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/27 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 オンライン
2024/11/27 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/28 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/11/28 プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法 オンライン
2024/11/28 導電性フィラーの種類、特性と配合・分散技術 オンライン
2024/11/28 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術