技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載用電池市場における事業競争力と技術動向

車載用電池市場における事業競争力と技術動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、国内外におけるリチウムイオン電池及び関連部材の市場・技術動向、電動化を加速させている自動車業界の動向、および各業界に今後求められる対応・戦略等について解説いたします。
また、電池の安全性評価法や国連規則に対応する試験各種とその事例等についても解説いたします。

開催日

  • 2021年4月22日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 自動車業界、電池業界、部材業界、試験評価事業での技術開発やマーケティング、企画・戦略に従事されている方

プログラム

 米国ZEV規制と欧州CO2規制を始め、中国NEV規制が同時進行しています。NEV規制では日本が得意としているハイブリッド車はクレジット対象から除外されてきたが、2019年7月に見直しをかけ、2021年からハイブリッド車も優遇する方針転換を図りました。
 このような状況下で、自動車業界、電池業界、部材業界はしたたかな戦略が必要とされています。各業界のEVシフトに対応する積極投資もあり、2021年以降を見据えてグローバル競争が激化します。本セミナーでは、国内外におけるリチウムイオン電池及び関連部材の市場・技術動向、電動化を加速させている自動車業界の動向、および各業界に今後求められる対応・戦略等について解説します。
 一方、安全性にまつわる事故はこれまでも多発し、最重要課題にもかかわらず部分的にはまだ課題として残っています。電池の事故やリコールはサプライチェーン上にかかわる全てのメーカーに責任が及ぶ恐れもあるため、電池メーカーのみでなく部材メーカーも意識しておく必要があります。ここでは、電池の安全性評価法や国連規則に対応する試験各種とその事例等についても解説します。また、トヨタを中心に全固体電池の研究開発も全世界的に活発になっています。

  1. 車載用LIBの市場・技術および業界動向
    1. 米国ZEV法規発効からの電動化の流れ
    2. 車載用電池の事故・リコールの歴史
    3. 各国の環境規制と電動化の加速
    4. 各国の電池産業の現状と課題
    5. 電池業界における競争力比較
    6. 中国の電池政策 ~NEV規制の影響と翻弄される自動車業界・電池業界~
  2. 自動車各社の取り組み・戦略とLIB搭載事例
    1. トヨタ自動車
    2. ホンダ
    3. 日産自動車
    4. 欧州自動車各社の電動化計画
    5. 電動化に関する自動車各社の競争力比較
  3. LIB部材業界のビジネス動向と今後
    1. LIB部材の変遷・市場動向
    2. 各部材ごとの課題
  4. LIBの安全性評価と受託試験・認証事業
    1. 国連規則と認証事業
    2. エスペックの受託ビジネス・認証ビジネス
    3. ECE R100 Part IIの試験項目と事例
  5. 次世代革新電池の研究開発状況と課題
    1. 期待される次世代電池
    2. 全固体電池の現状と課題
    3. 次世代電池開発に向けた基礎研究のあるべき姿・方針
  6. 業界間ネットワークによる競争力強化策
    1. 電池リサイクルビジネスの重要性
    2. 日本の電池業界が陥れられた苦い特許戦略
    3. 業界間サテライト戦略

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/1/8 車載半導体の基礎体系から開発環境・設計技術・量産品質確保の注意点 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2025/1/10 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2025/1/15 電気化学反応と電極反応のメカニズム、電気化学測定法および電極・溶液界面の解析技術 オンライン
2025/1/16 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/21 固体酸化物形セルを用いた水素製造・利用技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/21 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/22 有機分子を活物質とするリチウムイオン電池とレドックスフロー電池 オンライン
2025/1/22 導電性カーボンブラック導電材の分散性向上技術と電池特性の向上 オンライン
2025/1/23 リチウムイオン電池の高性能化、安全性確保のための最新技術動向と業界動向・市場展望 オンライン
2025/1/24 リン酸鉄 (LFP) 系リチウムイオン電池の開発動向と電極特性 オンライン
2025/1/24 車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/27 リチウムイオン電池のリサイクル、リユースの技術や関連法規制の動向と課題 オンライン
2025/1/29 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例 オンライン
2025/1/30 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/2/23 2018年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/11/30 次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2017/5/25 EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
2017/4/27 実務対応・LiBの規格と安全性試験のEV対応 2017
2017/4/21 2017年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2017/3/10 ZEV規制とEV電池テクノロジー
2017/2/28 全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/8/26 リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/12/8 2016年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望