技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AIを使用した計算およびデータ駆動型化学

Zoomを使ったライブ配信セミナー

AIを使用した計算およびデータ駆動型化学

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、系統的データから帰納的に法則を見出すこと、所望の構造や機能をもつ化合物を系統的な実験から探索すること、データベースや計算化学による予測で候補化合物を絞り実験すること、といった従前の化学研究スタイルや演者の過去の研究を見直しながら、適用できそうなAI利用の研究例を紹介いたいます。
また、新しい化学研究のスタイルに期待しながら、実験中心のスタイルと比較しつつ、注意点等を知りたい方に敷居の低い化学的な内容や話題を提供いたします。

開催日

  • 2021年3月17日(水) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学関連分野の技術者・研究者
  • AI・機械学習を使用した計算およびデータ駆動型化学研究を行いたい方

修得知識

  • 系統的なデータから帰納的に法則性を見出す化学の研究方法
  • 系統的な実験に加え計算化学を利用する化学の研究方法
  • データベースや計算化学で候補化合物を絞る化学の研究方法
  • AIを利用した化学研究例や動向の紹介

プログラム

 系統的データから帰納的に法則を見出すこと、所望の構造や機能をもつ化合物を系統的な実験から探索すること、データベースや計算化学による予測で候補化合物を絞り実験すること、といった従前の化学研究スタイルや演者の過去の研究を見直しながら、適用できそうなAI利用の研究例を紹介する。新しい化学研究のスタイルに期待しながら、実験中心のスタイルと比較しつつ、注意点等を知りたい方に敷居の低い化学的な内容や話題を提供する。

  1. 配位子場分裂
    1. 従来の帰納的な相関量の化学研究
    2. AIによるスピンクロスオーバー研究
  2. MOFの結晶構造
    1. 系統的実験で珍しい構造を見つける
    2. 計算化学による結晶構造予測の研究
  3. 金属の組み合わせ
    1. 金属や同位体を置換していく実験
    2. AIによる金属間化合物の探索研究
  4. 触媒の設計と反応条件
    1. 光触媒や反応条件を実験で試す
    2. AIによる逆問題としての触媒研究
  5. IRスペクトル
    1. 複合系の偏光IRスペクトルと解釈
    2. AIによるIRスペクトルの解釈
  6. 蛋白質とリガンド
    1. 蛋白質とリガンドのキラル分子認識
    2. PDBデータとドッキング計算スコア
  7. サレン錯体と生化学
    1. AIによる抗がん剤予測の研究
    2. データベースと計算後に実験したら
  8. サレン錯体と結晶構造データベース
    1. 結晶構造データベースCSDとPDB
    2. 系統的な結晶解析実験と特徴的構造
  9. サレン錯体とXRD
    1. 単結晶・粉末XRDでの苦労
    2. CNNとICSDによるXRDの予測研究
  10. サレン錯体DSSCの失敗
    1. DSSCの指針やANNでの相関研究
    2. しかしDSSC研究は失敗した
  11. データやAIの人材育成
    1. 現状や (大学院) 教育

講師

  • 秋津 貴城
    東京理科大学 理学部 第二部 化学科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/4 多変量解析・データ処理 超入門 オンライン
2024/4/10 Pythonによる時系列データ分析とその活用 オンライン
2024/4/11 材料開発効率化への生成AI・ChatGPT導入と活用 オンライン
2024/4/12 機械学習/Deep Learningの画像データ前処理に活用できる画像フィルタリングの基本と最新動向 オンライン
2024/4/15 ディープラーニングの基礎と実践 オンライン
2024/4/15 少ないデータに対する機械学習、深層学習の適用 オンライン
2024/4/17 ルールベースと機械学習ベースの画像認識技術 オンライン
2024/4/18 生成AIをめぐる著作権問題の最前線 東京都 会場・オンライン
2024/4/19 ディープラーニングの基礎と実践 オンライン
2024/4/19 自然言語処理の基礎と生成AI・大規模言語モデルの研究開発への活用 オンライン
2024/4/22 高分子インフォマティクスの応用事例 オンライン
2024/4/24 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/4/25 カルマンフィルタの実践 オンライン
2024/4/26 少ないデータに対する機械学習、深層学習の適用 オンライン
2024/4/26 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/4/26 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/2 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/5/2 自然言語処理の基礎と生成AI・大規模言語モデルの研究開発への活用 オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/10 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/12 世界のマテリアルズ・インフォマティクス 最新業界レポート
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2021/10/25 AIプロセッサー (CD-ROM版)
2021/10/25 AIプロセッサー
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/7/14 AIビジネスのブレークスルーと規制強化
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2020/12/30 実践Rケモ・マテリアル・データサイエンス
2020/8/11 化学・素材業界におけるデジタルトランスフォーメーションの最新調査レポート
2020/8/1 材料およびプロセス開発のためのインフォマティクスの基礎と研究開発最前線
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集