技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

感性の見える化・定量化に活かすデータ分析手法と製品開発への応用

感性の見える化・定量化に活かすデータ分析手法と製品開発への応用

東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

概要

本セミナーでは、目に見えない感性や体験を可視化・定量化するために、ユーザの深いニーズを引き出して可視化するインタビュー法、適切なアンケートの作り方、感性を具体的な設計に落とし込む方法について、実習を通じて具体的に学びます。

開催日

  • 2021年2月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 商品やサービスの企画・設計・開発・評価などに携わっている方
  • 感性工学の導入・実施に関心のある方

修得知識

  • 深いニーズを引き出せるインタビュー方法 (評価グリッド法)
  • 適切なアンケートの作り方
  • アンケートの定量的な分析方法 (因子分析、パス解析)
  • 感性工学の導入・実施のコツ

プログラム

 近年の商品・サービス開発ではユーザの感性や体験が重要視されつつあります。高性能・多機能であるだけでなく、感性に響く商品・サービス作りが求められています。しかし、何を・どの方向に・どれくらいに設計すべきか具体的に決めなくてはならないエンジニアやデザイナーにとって、目に見えず定性的な感性や体験の取り扱いは難題です。感性や体験を可視化・定量化できれば…。
 本セミナーでは、目に見えない感性や体験を可視化・定量化する方法を学びます。ユーザの深いニーズを引き出して可視化するインタビュー法 (評価グリッド法) 、適切なアンケートの作り方、アンケートから開発の方向性を導き出す方法 (因子分析) 、さらに感性を具体的な設計に落とし込む方法 (パス解析) について、実習を通じて具体的に学びます。作業はすべてExcelおよびフリーの解析ソフトRでおこないますから、職場ですぐに実施できます。

  1. 感性工学の概要
    1. ユーザの感性・体験 (User Experience; UX)
    2. 感性工学による商品開発事例
    3. 感性工学の進め方
  2. 感性を可視化する
    1. 深いニーズを引き出す:評価グリッド法
    2. インタビュー実習:スマートフォンに対するニーズ調査
  3. 感性の構造を探る
    1. アンケートから商品開発の方向性を導き出す:因子分析
    2. 例題解説:「カワイイ」の構造を探る
    3. Rによる実習
    4. 適切なアンケートの作り方
  4. 感性から設計する
    1. 感性を具体的な設計に落とし込む:パス解析 (構造方程式モデリング)
    2. 例題解説:走りが楽しい自動車とは
    3. Rによる実習
  5. まとめ
    1. 全体まとめ
    2. 感性工学の課題と展望
    3. 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

持参物

「Excel」および「R」がインストールされているPCをご用意ください。

  • OS不問 (講師はWindows10を用いて解説)
  • 「R」については以下のパッケージのインストールをお願い致します。
    • readxl … Excelファイルの読み込み
    • psych … 心理統計
    • lavaan … 構造方程式モデリング
    • lavaanPlot … パス図の描画
**「R」のみでも可能ですが、講師は「RStudio Desktop」を用いて解説いたします。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/24 技術者・研究者が基礎から学ぶ実験計画法 オンライン
2024/5/24 商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2024/5/24 ChatGPTによる「丸投げ統計解析」の実施法 オンライン
2024/5/24 人間工学を応用した製品デザインの進め方 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/27 統計手法の基礎 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/28 データ分析・超入門 オンライン
2024/5/29 検定・推定 (主に計数値) オンライン
2024/5/30 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/30 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/5/31 ChatGPTによる丸投げ統計解析/解析結果の解釈 オンライン
2024/5/31 化学分析担当者が知っておくべき分析データの取り扱い基礎講座 オンライン
2024/5/31 人間工学を応用した製品デザインの進め方 オンライン
2024/6/4 ChatGPTによる「丸投げ統計解析」の実施法 オンライン
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/6/11 分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2, Q14の動向 オンライン
2024/6/12 ChatGPTによる丸投げ統計解析/解析結果の解釈 オンライン
2024/6/14 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法および基準値設定法入門 東京都 会場・オンライン