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屋内外ナビゲーションのための3次元測位技術

屋内外ナビゲーションのための3次元測位技術

~カメラ, IMU, BLEを用いた手法の概要~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、International Conference on Indoor Positioning and Indoor Navigationで毎年開催されている屋内外測位のコンペティションの参加を通じて得られた知見とともに、最新技術の動向を紹介いたします。
特に、カメラ、IMU、BLE (ビーコン) の3つの観点から技術を紹介いたします。測位の問題を絶対測位と相対測位に分類し、さらに各デバイスがどのように各測位問題に対して利用されているかについて、近年提案されている手法を中心に紹介します。特に、移動体として人、自動車、ドローンを扱った場合を紹介します。

開催日

  • 2021年2月10日(水) 13時00分16時30分

プログラム

 測位とは、ある空間におけるデバイスの位置を算出する技術の総称です。屋外であれば、 GNSS から得られる信号によって緯度経度を取得できます。一方、GNSSの信号の届きにくい屋内などで測位を実現するために、様々なデバイスを用いた測位技術の開発が盛んに行われています。特に、屋内外での測位を実現することは、位置情報をキーとしたサービスであるロケーションベースサービスや、様々な位置情報を解析することによって得られるロケーションインテリジェンスの創出のためにも重要な技術です。既存の技術に対しても、高精度化や省エネ化等も課題としてあります。
 本セミナーでは、International Conference on Indoor Positioning and Indoor Navigationで毎年開催されている屋内外測位のコンペティションの参加を通じて得られた知見とともに、最新技術の動向を紹介します。特に、カメラ、IMU、BLE (ビーコン) の3つの観点から技術を紹介いたします。測位の問題を絶対測位と相対測位に分類し、さらに各デバイスがどのように各測位問題に対して利用されているかについて、近年提案されている手法を中心に紹介します。特に、移動体として人、自動車、ドローンを扱った場合を紹介します。
 本セミナーを理解する上で必要な知識を基礎から説明いたします。中規模や大規模な屋内外で安定な測位をする上で、様々な技術の知識を一通り紹介し、実問題において適切なシステムデザインができる知識を習得することを目的とします。

  1. カメラを用いた測位 (Visual SLAM)
  2. IMUを用いた測位 (Dead reckoning)
  3. BLEを用いた測位
  4. IPINでのコンペティション

講師

  • 内山 英昭
    奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 サイバネティクス・リアリティ工学研究室 (CAREラボ)
    准教授

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 47,300円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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