技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

スプレードライ (噴霧乾燥) 法を活用・応用するための総合知識

Zoomを使ったライブ配信セミナー

スプレードライ (噴霧乾燥) 法を活用・応用するための総合知識

~スプレードライの基礎から応用、理に適った条件最適化 / 無駄な失敗を抑えるヒントとテクニック / スケールアップの考え方、対応可能な粒子径範囲の進化~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、スプレードライについて基礎から解説し、スプレードライの条件最適化、無駄な失敗を抑えるヒントとテクニック、スケールアップの考え方と具体的なパラメーター算出と反映について詳解いたします。

開催日

  • 2020年12月17日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • スプレードライ技術に関連する技術者、研究者、品質担当者
    • 無機物噴霧
      • セラミックス
      • 金属
      • 金属錯体
      • ポリマー など
    • 有機物噴霧
      • 医薬品
      • 食品など

修得知識

  • スプレードライの基礎
  • スプレードライによる各種アプリケーション (用途例)
  • 理に適った条件最適化
  • 無駄な失敗を抑えるヒントとテクニック
  • スプレードライにおける粒子サイズコントロール
  • 小スケールのスプレードライにおける改善方法や実現手法
  • スケールアップの考え方と、具体的なパラメーター算出と反映のステップ

プログラム

 スプレードライ (噴霧乾燥) 法は、単なる乾燥手段としてではなく、微粒子化・マイクロカプセル化・非晶質化・造粒など、様々な用途に活用できる手法です。
 この講座では、スプレードライの基礎から応用事例の紹介のみならず、条件最適化の学術事例、実務におけるヒントとテクニック、スケールアップの考え方、対応可能な粒子径範囲の進化なども紹介します。

  1. スプレードライの基礎
    1. 他の手法との対比
    2. 代表的なスプレードライヤーの構造や噴霧方式の対比
    3. 装置のサイズ・小型装置の必要性
  2. 用途 (アプリケーション)
    1. 代表的な用途と目的の詳しい解説
      1. 乾燥
      2. 微粒子化
      3. マイクロカプセル
      4. 非晶質化
      5. 凝集化 (造粒)
    2. 分野別の用途と利得
    3. 参考文献リストの紹介
  3. ヒントとテクニック
    1. 各パラメーターの相互関係
    2. 原料液の前処理
    3. 粘性について
    4. 温度の考え方
    5. 粒子形状について
    6. 運転時の確認ポイント (無駄な失敗の回避)
    7. 想定される事例に対する改善及び実現手法 (再現性・有機溶媒など)
  4. スプレードライにおける粒子サイズ
    1. 粒子径に影響を及ぼすパラメーター
    2. 装置スケールと粒子径
    3. もっと小径化
    4. もっと大径化
  5. 学術事例 (参考)
    • タグチメソッドを応用した条件最適化の実例の読み解き
  6. スケールアップについて
    1. 小型装置と大型装置
    2. 量産前の試作検討の効率化
    3. 異なる装置で実質条件を再現するために重要なパラメーター
    4. 各パラメーターの算出と反映のステップ (実例)
    5. 同一装置で生産量を増大させる時の留意点
  7. まとめとお知らせ
    • 質疑応答

講師

  • 大平 幸一
    日本ビュッヒ株式会社
    プロダクトマネージャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/4/26 スプレードライ (噴霧乾燥) の基本原理、運転管理と実用総合知識 オンライン
2024/4/26 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン
2024/4/26 セラミック粉体プロセスの基礎と高機能セラミックスの創製 オンライン
2024/5/7 ペロブスカイト太陽電池における塗工・乾燥のスケールアップ オンライン
2024/5/9 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/5/10 スプレードライヤ (噴霧乾燥) の基礎と実践および応用技術 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 スプレードライ (噴霧乾燥) の基本原理、運転管理と実用総合知識 オンライン
2024/5/16 金属・セラミックスの焼結技術 オンライン
2024/5/17 Excelとシミュレータによる化学プロセス計算入門 オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/23 乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策 オンライン
2024/5/23 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方 オンライン
2024/5/24 塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策 オンライン
2024/5/27 粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方 オンライン
2024/5/28 液膜の塗布・乾燥プロセスの物理現象と膜厚ムラの形成メカニズム、回避・抑制指針 オンライン
2024/5/29 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/30 半導体製造におけるシリコンウェーハのクリーン化技術・洗浄技術 オンライン
2024/5/30 分離工学の基礎と装置設計法 オンライン