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体外診断薬の主要国及び国内での競争力のある特許戦略

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体外診断薬の主要国及び国内での競争力のある特許戦略

~診断薬発明の拒絶理由に対する対応、及び拒絶理由に反論するための明細書の記載法とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、各国での「抗体」、「プライマー」、「診断キット」などを含む診断薬発明の特許取得について、実際に特許が許可された事例等を交えて解説いたします。

開催日

  • 2020年9月3日(木) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 各国の診断薬発明の明細書の記載
  • 米国特許法101条に対するいくつかの対応手段
  • 抗体を用いた診断方法、診断キットの発明の明細書の記載
  • プライマー、プローブを用いた診断方法、診断キットの明細書の記載
  • 診断薬発明の拒絶理由に対する対応、及び拒絶理由に反論するための明細書の記載

プログラム

 「診断方法」の発明は、日本、欧州、及び韓国などでは、原則として認められていませんが、請求項の記載を工夫することによって、実質的に許可されています。一方、米国は「診断方法」の発明を認めていましたが、Mayo事件等のCAFC判決の後、「診断方法」の発明が、認められなくなっています。また、中国も診断方法は認めませんが、キットの「使用クレーム」を認めています。
 本講座では、各国での「抗体」、「プライマー」、「診断キット」などを含む診断薬発明の特許取得について、実際に特許が許可された事例等を交えてご提案ができればと思います。

  1. 診断薬発明における診断マーカー
    1. 体内タンパク質
    2. 遺伝子
    3. 感染体 (ウイルス、細菌など)
  2. 各国における診断薬発明の特許取得戦略
    1. 日本
    2. 欧州
    3. 韓国
    4. 中国
    5. 米国 (101条に対する対応を含めて、自然現象とは)
  3. 拒絶理由に対応するための明細書の記載及び意見書における反論 (強い明細書の記載)
    1. 産業上利用可能性
    2. 第二診断用途
    3. 診断キットの新規性欠如
    4. 進歩性欠如
    5. サポート要件
      • 閾値 (カットオフ値)
      • アミノ酸変異
  4. モノクローナル抗体発明の特許取得戦略
    1. 日本の抗体発明
    2. 抗体発明の権利範囲を広くする明細書の記載
    3. インド、ブラジルの抗体発明
    4. 日本、米国、欧州の抗体発明の範囲の違い
  5. プライマー/プローブ発明の特許取得戦略
    1. 日本のプライマー/プローブ発明
    2. 欧州、中国、韓国のプライマー/プローブ発明
    3. 米国のプライマー/プローブ発明 (101条に対する対応を含めて、天然物とは)
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

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