技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

有機系フレキシブル熱電変換材料/デバイスの基礎・課題と最新技術動向

ゼーベック効果の基礎と熱電変換材料の最前線

有機系フレキシブル熱電変換材料/デバイスの基礎・課題と最新技術動向

~IoTのためのフレキシブル/ウェアラブルエナジーハーベスター~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、熱電変換の基礎、ウェアラブル用途などに要求される条件、有機系熱電材料に特有のメカニズム、熱電および熱伝導率測定の注意点などの基礎的知識を解説した後、我々が狙っている従来概念を超える「やわらかい」熱電材料/素子について、そのコンセプトといくつかの最新成果を紹介いたします。

開催日

  • 2020年8月27日(木) 13時30分 17時00分

受講対象者

  • 熱電変換に関連する技術者
    • エネルギーハーベスティング
    • 廃熱利用
    • 熱電材料
    • 熱電鉱物
    • インクジェット印刷
    • 熱電インク など

修得知識

  • 熱電変換の基礎知識
  • 様々な熱電機構
  • フレキシブル熱電材料に要求される性能
  • 薄膜/微小量での熱電特性評価における注意点
  • 熱伝導率測定における注意点
  • 有望な熱電変換材料と展望

プログラム

 IoTの末端に位置する様々な孤立電子機器において、電力自給のためのエナジーハーベスティングデバイスは重要な要素である。人間が生活する限りは少なからぬ熱流が生じており、衣服や人間の住環境には必然的に内外温度差が生じている。これを利用すべく、人体や身の回りの排熱を利用するエナジーハーベスティングデバイスの研究が世界的に盛んになってきている。
 本セミナーでは、熱電変換の基礎、ウェアラブル用途などに要求される条件、有機系熱電材料に特有のメカニズム、熱電および熱伝導率測定の注意点などの基礎的知識を解説した後、我々が狙っている従来概念を超える「やわらかい」熱電材料/素子について、そのコンセプトといくつかの最新成果を紹介する。

  1. 熱電変換デバイスの基礎
    1. エナジーハーベスティングと熱電変換
    2. 熱電変換の実用例
    3. 熱電変換デバイスの基本構造
    4. 熱電変換デバイスの基本設計思想と材料への要求
    5. パワーファクターと無次元性能指数
  2. ゼーベック効果の基礎
    1. ゼーベック効果概要
    2. ゼーベック効果の物理的な中身
    3. ゼーベック効果の理論式 (線形応答理論より)
    4. 様々な近似理論式
    5. やや特殊な例
  3. 熱電変換材料研究の現状概観
    1. 熱電変換技術の特許動向概要
    2. 無機熱電変換材料の現状
    3. 古典的材料設計指針
    4. 低次元化やナノ構造形成のメリットと限界
  4. フレキシブル熱電変換素子実現に向けて
    1. フレキシブル熱電変換デバイスの必要性
    2. どの程度の電力を供給できるか
    3. 有機系熱電材料/デバイスの報告例
    4. フレキシブル熱電変換素子特有の要求事項
  5. 有機系熱電材料の評価法
    1. 市販熱電特性評価装置の例
    2. 熱電特性評価の一般的注意点
    3. 有機熱電材料評価のための要求事項
    4. 熱伝導率測定法の比較
    5. 市販熱伝導率評価装置の例
    6. 熱伝導率測定の一般的注意点
    7. いくつかの方法の紹介
  6. 有機系熱電材料の広範囲サーベイ結果
    1. 広範囲有機系熱電材料探索結果と考察
    2. 有望と思われる材料系は?
  7. 有望な材料系1:不均一系材料
    1. 不均一系熱電材料とは?
    2. コアシェル型単分子接合を利用した不均一系熱電材料設計
    3. CNT/タンパク質複合材料による断熱性熱電材料の創出
    4. CNT複合材料の紡糸と布状熱電変換デバイス
  8. 有望な材料系2:高純度有機半導体における巨大ゼーベック効果
    1. 有機半導体における巨大ゼーベック効果の発見
    2. 巨大ゼーベック効果の普遍性
    3. 巨大ゼーベック効果発現の条件および物理機構考察
    4. 巨大ゼーベック効果に実用性はあるか?
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 中村 雅一
    奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

Zoomを使ったライブ配信対応セミナーの留意点

  • ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • 開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • セミナー資料は印刷物を開催日までに発送予定でございます。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2022/1/31 小型核融合の開発状況とイノベーション技術 オンライン
2022/2/2 蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術の基礎と最新の研究開発動向 オンライン
2022/2/8 CO2水素化反応によるメタノール合成に特化した固体触媒の考え方 オンライン
2022/2/10 バイオガスから新エネルギー オンライン
2022/2/10 カーボンニュートラルに向けた二酸化炭素の再資源化・Power to Gas・e-fuelとカーボンプライシングの動向 オンライン
2022/2/14 水素貯蔵材料の基礎と今後の展望 オンライン
2022/2/16 ペロブスカイト太陽電池の研究最前線と今後の実用化展望 オンライン
2022/2/17 熱電変換材料の創製と新規熱電モジュール作製プロセスの開発 オンライン
2022/2/18 微細藻類の培養および設備設計技術とその応用 オンライン
2022/2/18 燃料アンモニア製造技術と将来展望 オンライン
2022/2/21 グリーン水素製造技術の基礎と応用、開発動向 オンライン
2022/2/22 ジメチルエーテル (DME) および水素製造の基礎と応用 オンライン
2022/2/25 結晶構造に基づく水電解用複合酸化物触媒の研究 オンライン
2022/2/28 CO2吸収・分離・回収の基礎知識及び応用分野と、これら技術の今後のゆくえ 東京都 会場・オンライン
2022/2/28 水素キャリアの基礎、水素および水素キャリアの製造・利用技術の最新動向 オンライン
2022/2/28 バイオディーゼル燃料の基礎から応用知識と最新開発動向 東京都 会場・オンライン
2022/3/4 CO2からのメタノール合成とその触媒開発 オンライン
2022/3/4 バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方 オンライン
2022/3/4 カーボンリサイクル合成燃料の基礎と応用 オンライン
2022/3/9 水素社会に向けた膜分離/水素生成技術の研究動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/1/21 2022年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/9/17 2021年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2021/7/16 2021年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2021/4/30 世界の燃料電池・水素産業 最新業界レポート
2021/2/19 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2021/1/22 2021年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/11/13 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2020/9/18 2020年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2020/5/22 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2020/3/19 2020年版 スマート住宅市場・技術の実態と将来展望
2020/1/24 2020年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2019/11/15 2020年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2019/9/20 2019年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2019/4/19 2019年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2019/1/25 2019年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2018/11/16 2019年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2018/3/30 熱利用技術の基礎と最新動向
2018/2/26 再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場