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技術・知財・事業戦略を導くパテントマップの具体的な作成と活用方法

Zoomを使ったライブ配信セミナー

技術・知財・事業戦略を導くパテントマップの具体的な作成と活用方法

~他社に先行し、自社が勝ち続けるために~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年8月5日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 開発プロジェクトリーダ、研究者、技術者
  • 経営者、事業開発責任者、技術担当責任者、技術企画・商品企画担当者
  • 知財部の責任者、知財担当者
  • 特許調査分析担当者

修得知識

  • 知的財産権・知財戦略の基礎知識
  • テーマ推進ステップで知財戦略活動を具体的に進める施策と方法
  • 企業における事業ステップと必要な特許調査
  • パテントマップの種類
  • 特許調査とパテントマップの具体的作成事例
  • パテントマップのメリット・デメリットと対策
  • 自社が勝つパテントマップの作成とそれを用いた知財戦略手法の進め方
  • 自社が勝つパテントマップの機能鳥瞰ツリー作成事例
  • 知財戦略推進のポイント

プログラム

 知財戦略を立案するには自社・他社の現状を把握し、自社が他社に勝つためのパテントマップを作成しなければなりません。しかし、お客様からパテントマップソフトを購入しパテントマップを作成するのですが「自社が勝つための戦略が見えない」というお話をよくお聞きします。また、せっかく作ったパテントマップは経営者に知財の現状を説明する資料になってしまい、パテントマップから自社の戦略が導き出せず、実際の研究開発の現場でパテントマップが役に立たないことが多くあります。パテントマップは特許情報を基に作成するので、実際は競争相手が1.5年前に出願・更に研究開発や企画立案を考慮すると3~5年遅れた情報でパテントマップを作成し知財戦略を立てるので他社の後追いにならざるを得ません。
 他社に先行する企画や新規テーマを立案するため、パテントや市場・技術情報から発想し将来を見据えた機能ツリーを作成しそれを活用した知財・事業・技術戦略の策定方法について紹介いたします。自社が勝つためのパテントマップ作成方法を習得され、将来を見据えた事業を鳥瞰し自社の勝てる知財・事業・技術戦略を策定し、日常の開発活動をパテントマップに基づき実践し自社の事業優位性を築いてくいださい。

  1. 知的財産権を取り巻く現状
    1. 技術者は仕事上「特許」どう捉えるべきか
    2. プロパテントとは
    3. 世界経済の動向
    4. 特許の出願動向
  2. 知的財産権と知財戦略
    1. 知的財産権とは
    2. 知財戦略とは
  3. テーマ推進ステップと知財戦略活動
    1. 研究部門でのテーマ推進ステップ事例
    2. 特許取得はテーマ次第
    3. 開発検討ステップでの知財活動
    4. 開発推進ステップでの知財活動
    5. 発売準備ステップでの知財活動
  4. 特許調査の種類
    1. 企業における事業ステップと必要な特許調査
    2. 特許調査の種類と内容一覧
    3. 技術動向調査
    4. 先行技術調査
    5. テーマの日常特許ウォッチング
  5. パテントマップ
    1. 技術動向調査とパテントマップ
    2. マクロ分析パテントマップ
    3. セミマクロ分析パテントマップ
    4. ミクロ分析パテントマップ
  6. 具体的な特許調査とパテントマップ作成事例 (自動車用LEDの技術動向調査)
    1. 特許動向調査の進め方
    2. 事前調査 (技術内容、技術動向、主な出願人)
    3. 事前調査による検索式の作成
    4. 明細書の内容を精査しない動向調査例
    5. ニューエントリーキーワードによる解析例
    6. 出願数の増加 (グロスレイト) 解析例
    7. 明細書の内容を精査し分類付与して動向調査
  7. パテントマップのメリット・デメリットと対策
    1. 明細書の内容を精査しない動向調査のメリット・デメリット
    2. パテントマップ解析ソフトのメリット・デメリット
    3. 独自分類に構成キーワードを付与したパテントマップのメリット・デメリット
    4. 特許情報だけでパテントマップを作成するメリット・デメリット
    5. パテントマップ作成時の注意
  8. 発想手法
    1. 発想において数はパワー?
    2. 思考の階層の概念
    3. 発想の原理
    4. よく使われている3大発想技法
    5. チェックリスト法
    6. ブレーンストーミング法
    7. KJ法
    8. 3大基本発想法まとめ
  9. 知財戦略手法「U’Method」による機能ツリーの作成事例 (自動車用LED)
    1. 科学的発想法「α発想法」による機能ツリーの作成具体事例
    2. 構成ツリーと機能ツリーの比較
    3. 機能ツリーを活用した知財戦略の立案と推進方法
  10. 自社が勝つ知財戦略活動
    1. 知財戦略手法「U’Method」概要
    2. 推進テーマの決定
    3. 機能鳥瞰マップの作成
    4. 攻め所を決める
    5. 能性アイデアの多量発想
    6. 「U’Method」を用いた勝てる知財戦略
    7. 「U’Method」によって得られる特許の実力
  11. 知財戦略実践の具体事例
    1. 特許の質を向上する知財戦略実践事例
    2. パテントマップはテーマアップに必須
    3. パテントマップをテーマ推進に定着させる実践例
    4. パテントマップの自動メンテナンス事例
  12. 知財戦略のポイント
    1. 経営に役立つ知財戦略
    2. 特許以外の知的財産権の活用
    3. グローバルな知財戦略
    4. 特許の出願フローと費用と棚卸時期
    • 質疑応答

講師

  • 大藪 一
    大藪知財戦略コンサルティング
    代表

主催

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お問い合わせ

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1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
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複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

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