技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座

Zoomを使ったライブ配信セミナー

体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座

~基本的性能試験の評価と精密さと正確さ / 臨床的有用性の評価手法とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品の基本的な性能評価から解説し、その見方と考え方を理解していただきます。
臨床への有用な情報提供に応用できるスキルを習得していただきます。

開催日

  • 2020年6月22日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

 医学的診断は、患者の訴え、医師による診療所見、そして臨床検査データの三つの情報の総合的な判断による。そのなかでもっとも客観的情報を提供するのが臨床検査です。しかし高い客観性の背景には、精密さ、正確さ、感度、特異度などの統計的な解釈が必要になります。
 本講義では、性能評価にあたりどうしても理解しておかないといけない統計解析を例題により実践的に理解していただきたい。臨床への情報提供に応用できる力の習得を目指している。

  1. 第1部. 臨床検査と統計的方法
    1. 統計の基礎
      1. データの尺度と検査の分類
      2. 標準偏差と標準誤差
      3. 分散の加法性、分布の性質
    2. 相関と回帰
      1. 相関係数の用い方
      2. 直線回帰分析、曲線回帰、重回帰と残差分析
    3. 推定と検定
      1. 代表的な検定手法
      2. 信頼区間
    4. 分散分析法と多重比較法の基礎を学びます。
    5. サンプルの選び方とサイズの決め方
  2. 第2部. 臨床検査の性能評価に用いられる統計手法
    1. 併行精度、最小検出限界、直線性について)
    2. 臨床的許容誤差の求め方とその応用
    3. 精密さと正確さの評価法を理解する
    4. 基準範囲の計算方法と確認方法
  3. 第3部. ベイズ統計学
    1. 感度と特異度、適中率、尤度、オッズを考えます
    2. ROC分析の有効な活用方法
  4. 第4部. 多変量解析、その他

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

配布する書籍

  • 講師著書の書籍を1口のお申込につき1冊配布します。 (1口 2名様の申込の場合も1冊です)
    • データのまとめ方と考え方 : 目的に応じた統計解析手法の選び方, 井野 邦英, アキュプレック出版部, 2015.

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/22 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2025/5/22 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2025/5/22 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2025/5/23 アンメットメディカルニーズ・インサイト情報の発掘法と活かし方 オンライン
2025/5/23 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2025/5/23 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/5/23 人間に起因するデータインテグリティ対策と運用の効率化・最適化 オンライン
2025/5/23 バイオ医薬品の製造ラインにおける洗浄バリデーション実施・残留限度値設定と実状・課題への対応 オンライン
2025/5/23 医薬品承認申請における一変・軽微変更届の判断事例と事例考察 オンライン
2025/5/23 感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2025/5/23 信頼性の高い研究成果 実践 (2日間コース) オンライン
2025/5/23 信頼性の高い研究成果を得るための生データ・実験記録 (ノート) の取り方 オンライン
2025/5/23 動物用医薬品開発のための医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2025/5/23 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2025/5/23 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2025/5/26 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品における品質・安全性評価とLNP/DDSの設計・評価の留意点 オンライン
2025/5/26 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/5/26 無菌医薬品の製造管理・環境管理の留意点とCCS戦略の策定 オンライン
2025/5/26 治験/臨床研究における因果推論とEstimandの理解・導入 オンライン
2025/5/26 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン