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レオロジーの基礎と粘弾性評価技術

レオロジーの基礎と粘弾性評価技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、粘弾性流体やレオロジーの基礎から、特に低粘度粘弾性流体のレオロジー (剪断粘度や伸長粘度) の計測手法、ならびにそれらの評価方法について解説いたします。

開催日

  • 2020年5月29日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 粘弾性流体に関連する技術者、開発者、研究者
    • インク
    • 生体液
    • 化粧液など

修得知識

  • 粘弾性流体 (特に低粘度溶液) のレオロジー特性や流動を正しく理解・評価する上で必要となる計測手法や解析手法

プログラム

 化学・石油プラント、食品工場などで扱う原材料は流体中に様々なものが混ざっており、水のような均一な流体とは性質が大きく異なります。不均一な複雑流体 (物質) は粘性と弾性を合わせ持つ粘弾性流体であることが多く、その変形や流動を扱う学問分野はレオロジーと呼ばれます。レオロジー特性の正しい計測・評価は製品の品質に大きな影響を与えると言えます。粘弾性流体の中でも、プリンターインク、生体液、化粧液などの液体は、さらさらした低粘度流体であり、そのレオロジー計測は高粘度流体よりも困難であることから、専門書では対象外とされることもしばしばあります。
 本セミナーでは、粘弾性流体やレオロジーの基礎とモデル化の説明から始まり、特に低粘度粘弾性流体のレオロジー (剪断粘度や伸長粘度) の計測手法、ならびにそれらの評価方法について解説します。また、希薄な粘弾性流体を利用した流動抵抗低減技術 (省エネ技術) 、ならびに流れの実験手法や数値シミュレーション手法について紹介します。

  1. レオロジーの基礎
    1. 粘弾性流体とは
    2. 粘弾性流体の構成方程式モデル
  2. 粘弾性流体のレオロジー計測とその評価技術
    1. 剪断粘度
    2. 伸長粘度
  3. 粘弾性流体の流れと応用例
    1. 粘弾性流体の流れの抵抗低減効果 (省エネ効果)
    2. 乱流境界層流れの速度場計測
    3. 粘弾性流体の流れの数値シミュレーション
    • 質疑応答/名刺交換

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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