技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載タッチパネルの要求特性と材料・製造技術、開発事例

車載タッチパネルの要求特性と材料・製造技術、開発事例

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年1月20日(月) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 車載ディスプレイに関連する技術者、研究者、開発者

修得知識

  • 車載用デバイスの技術動向
  • 車載用デバイスの構成部材の技術動向
  • 車載用デバイスの市場動向
  • 車載用静電容量タッチパネルの要求性能と開発事例・最新動向
  • 3D樹脂製タッチパネルの製造、実装技術と応用

プログラム

第1部 車載用デバイス (ディスプレイおよびタッチパネル) とその構成材料への要求特性および開発・実用化事例

(2020年1月20日 10:00〜13:40) (途中 昼食休憩を含みます)

 車載用デバイスと民生用との違いを把握し、要求性能を明確にいたします。車載用デバイスの技術動向から、構成部材の開発実用化動向を把握し、ビジネスに生かせるようヒントを提供します。

  1. 学会・展示会から見る車載ディスプレイの動向と今後の方向性
    1. 車載用と民生用の違い
    2. コックピット用ディスプレイと要求性能
    3. 直射日光下での視認性対応技術
    4. HUD (ヘッドアップディスプレイ)
    5. キャビンエンターテイメントディスプレイと要求性能
    6. 車載用AMOLEDの動向
    7. フリーフォーム、曲面化対応
    8. 自動運転を支える・求められるディスプレイ技術
    9. 車載用ディスプレイの市場動向
  2. 車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能
    1. 車載用タッチパネルの要求性能
    2. 車載用タッチパネルの実用化と開発動向
    3. 構成部材への要求性能
      1. 低反射化技術
      2. 虹むら (rainbow) 対策
      3. 光学貼り合わせ材料とプロセス.
      4. モスアイフィルム
    4. フレキシブル化と構成部材への要求性能
    5. 車載用タッチパネルの市場動向
    • 質疑応答

第2部 車載用静電容量タッチパネルの要求性能と開発事例・最新動向

(2020年1月20日 13:50〜15:20)

 自動運転を見据え、電動化が急激に進む自動車において、ディスプレイの役割が大きく増している。デジタルネイティブ世代にとって、スマートフォンと同等の操作性を持つ、静電容量タッチパネル機能は、ヒューマンマシンインターフェイスとして、不可欠なものとなっている。車載用静電容量タッチパネルの最新動向と要求性能およびホシデンの取り組みを報告する。

  1. 自動車業界の動向
    1. 自動運転
    2. 電気自動車
    3. 車載用ディスプレイ
    4. コックピットの情報
  2. タッチパネルについて
    1. なぜタッチパネルか
    2. 求められる性能
    3. 抵抗膜式の問題点
  3. ホシデンについて
    1. 会社概要
    2. 製品群
    3. 市場売り上げ動向
    4. 車載実績
  4. 静電容量方式について
    1. 基本構造
    2. 代表構造
    3. サプライチェーン
  5. 市場からの要求について
    1. 地域別の要求
    2. カバーパネルへの要求
    3. インセルについて
    4. 大型化、曲面化への取り組み
    5. 開発事例
    • 質疑応答

第3部 自動車分野における3D樹脂製タッチパネルの製造、実装技術とその応用

(2020年1月20日 15:00〜17:00)

  1. 3D樹脂製タッチパネル
    1. 製造方法 シートインサート射出成型
    2. 開発時の技術的課題
    3. ビジネスモデル
    4. 車載分野への3D樹脂製タッチパネル採用のメリット
    5. 応用例
  2. 3D樹脂製タッチパネルとFPCBの接続 (IHリフロー技術)
    1. 原理
    2. 技術的課題と応用分野・市場規模
    • 質疑応答

講師

  • 鵜飼 育弘
    Ukai Display Device Institute
    代表
  • 滝川 満
    ホシデン株式会社 表示部品生産統括部
    統括部長
  • 福田 光樹
    株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/21 メタバースを支えるディスプレイおよび部材の動向
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/4/6 Society 5.0 時代を切り開くデバイス・部材・製造装置
2021/8/30 ディスプレイデバイスの世代交代と産業への衝撃
2021/6/30 VR/AR技術における感覚の提示、拡張技術と最新応用事例
2021/4/30 次世代ディスプレイと非接触デバイス
2021/3/31 スマートウィンドウの進化と実用化
2020/10/29 最新ディスプレイ技術トレンド 2020
2020/10/21 AR/VR/MRマイクロディスプレイ世界の最新業界レポート
2020/7/29 フラットパネルディスプレイ (FPD) を支える高機能材料と製造装置
2019/10/30 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook)
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/11/30 EV・HEV向け電子部品、電装品開発とその最新事例
2018/10/5 車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
2018/10/5 コネクティッド社会へ向けたディスプレイおよび高信頼性化技術の最新動向
2018/7/12 スマートウィンドウの基礎と応用
2018/3/9 量子ドット・マイクロLEDディスプレイと関連材料の技術開発
2017/12/25 世界の有機ELディスプレイ産業動向