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今から学ぶ、排熱利用とバイナリー発電技術 入門

今から学ぶ、排熱利用とバイナリー発電技術 入門

~200℃程度以下の中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電 / その長所・短所、適用を検討する際の注意点やポイント、実践活用へ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、200℃程度以下の中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電を入門講座として解説いたします。

開催日

  • 2019年12月20日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • バイナリー発電、低温排熱発電に関連する技術者
  • エネルギーに関連するマーケティング担当者、事業企画担当者

修得知識

  • 国内の排熱の現状
  • 排熱利用の実態
  • 排熱利用技術の動向
  • バイナリー発電技術の基礎から詳細
  • 排熱利用・バイナリー発電を検討する際のポイント

プログラム

 国内の一次エネルギーの約2/3は未利用のまま廃棄されている。特に200℃程度以下の中低温排熱が利用されずに大気に放出されており、この傾向は20年近く変わっていないと言われている。最近、ようやく排熱の利用が注目されるようになったが、このような中低温度帯の排熱を利用する技術にはどのようなものがあるのか、また中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電はどのようなものか、長所・短所はどこにあるのか、適用を検討する際の注意点やポイントは何かなどを、実践に活用できるよう基礎から実際まで幅広く解説する。

  1. 国内のエネルギー事情
  2. 国内の排熱の状況
  3. 排熱利用の方法の全容
  4. 排熱利用技術の種類と特徴、最新動向
    1. 熱エネルギーとしての利用技術
      • 熱交換器
      • ヒートパイプ
      • 吸収式冷凍機
      • ヒートポンプ
    2. 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
      • 蒸気タービン
      • バイナリー発電
      • スターリングエンジン
      • 熱電素子
    3. 熱および電気の高効率化技術
      • コージェネレーション
      • 燃料電池
      • コンバインドサイクル
  5. バイナリー発電とは
  6. バイナリー発電の原理、種類と特徴
  7. バイナリー発電の各用途における実施例
    (地熱・温泉、工場、バイオマス)
    1. 国内の実施例
    2. 海外の実施例
  8. バイナリー発電の構成機器、要素技術
  9. バイナリー発電の導入検討
    1. 経済性検討
    2. 関連法規
    3. 導入手順
  10. 排熱利用とバイナリー発電導入のポイント
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 森 豊
    森豊技術士事務所
    代表

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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