技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

トライボロジーの基礎と表面改質によるトライボロジー特性の向上

東京理科大学トライボロジーセンター見学会付き

トライボロジーの基礎と表面改質によるトライボロジー特性の向上

~摺動部材の適切な選択法や材料改質方法、設計の要点を学ぶ~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、トライボロジーの基礎から表面改質による耐摩耗性、潤滑性等の制御手法までを解説いたします。 東京理科大学トライボロジーセンターの見学、分析・評価装置の実演も行います。

開催日

  • 2019年12月12日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • トライボロジーの基礎理論
  • トライボロジーの設計、改善
  • トライボロジーの故障解析
  • トライボロジー材料と表面処理技術の基礎
  • 表面化学分析技術の基礎と応用
  • 表面の機械的物性評価技術の基礎と応用
  • トライボロジー特性評価技術

プログラム

 トライボロジー現象は、大変複雑でつかみ所がないように思われがちです。しかし、基礎メカニズムを理解することで、どのような性能改善が可能か?また、そのためにはどのような方策があるのか?さらに、改善効果をどのように評価すれば良いのか?ということが整理できるようになります。また、潤滑関連のメンテナンスにおいても、原理を知ることによってどのような点に注意しなければならないか?ということも明らかになります。
 機械システムにおけるトライボロジー要素の特性改善のための方策を、基礎メカニズムに則り、応用例を交えてわかりやすく解説します。特に、表面テクスチャリングなどの表面改質技術などの最新動向について紹介します。さらに、トライボロジーセンターのトライボロジー特性評価に係る各種分析・評価装置類について、実演を含めた見学会を行います。

  1. トライボロジーの基礎
    1. トライボロジーとは
    2. 固体表面と接触
    3. 摩擦のメカニズム
    4. 摩耗のメカニズム
    5. 潤滑のメカニズム
    6. 潤滑剤
    7. トライボマテリアル
  2. 表面改質
    1. 表面改質の概論
    2. 技術動向と具体例
      1. コーティング (ダイヤモンドライクカーボン)
      2. 表面テクスチャリング
  3. トライボロジー表面の評価方法
    1. 表面性状評価
    2. 表面の機械的特性評価
      1. 硬さとヤング率
      2. 密着性
    3. 摩擦・摩耗の標準試験方法
    4. トライボ表面の機器分析
  4. 講義のまとめ・質疑応答
  5. トライボロジーセンター見学
  6. 全体の質疑応答
  7. 個別相談

講師

会場

東京理科大学 葛飾キャンパス

研究棟2F 多目的室

東京都 葛飾区 新宿6-3-1
東京理科大学 葛飾キャンパスの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/14 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2025/2/14 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/2/14 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/2/14 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/2/14 高分子フィルム・繊維の延伸プロセスにおける分子配向形成、結晶化とその制御 オンライン
2025/2/17 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/2/17 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/2/17 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/2/17 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/2/19 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2025/2/20 プラスチックの破面解析技術 (不具合分析) オンライン
2025/2/20 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2025/2/21 電動化モビリティのモータと関連電装品の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた絶縁品質評価技術と樹脂材料開発 オンライン
2025/2/21 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/2/21 プラスチック (フィルム) の熱分析 オンライン
2025/2/21 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/2/21 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2025/2/21 光導波路用ポリマーの材料設計と微細加工技術 オンライン
2025/2/25 プラスチック・ゴム材料における劣化の調べ方・耐久性評価法・寿命予測法とその実際 東京都 会場・オンライン
2025/2/25 発泡成形の基礎とトラブル対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価