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ゾル-ゲル法の実務活用のための一日速習セミナー

ゾル-ゲル法の実務活用のための一日速習セミナー

~基礎から合成技術・物性制御・応用・研究動向まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ゾル-ゲル法の基礎と合成技術・物性制御・応用・研究動向について、研究成果を中心に詳しく解説いたします。

開催日

  • 2019年11月21日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ゾル-ゲル法に関連する技術者
    • 表面処理 (撥水、親水)
    • マイクロ・ナノパターニング
    • 伝導性材料
    • 燃料電池
    • セラミックス
    • ガラス
    • 二酸化チタンの製造 など
  • 種々の形状の機能性材料に携わる技術者、研究開発者、生産部門の方
    • バルク体
    • メンブレイン
    • ファイバ
    • コーティング膜
    • 微粒子 など

修得知識

  • ゾル-ゲル法による基礎と機能性材料の設計
  • ゾル-ゲル法による光触媒、撥水、親水コーティング
  • ゾル-ゲル法によるマイクロ・ナノパターニングとオプトエレクトロニクス応用
  • ゾル-ゲル法によるイオン伝導性材料の作製と電気化学素子への応用などに関する合成技術・物性制御・応用・研究動向

プログラム

 「ゾル-ゲル法」は、ガラス、セラミックス、無機有機ハイブリッド、あるいはナノコンポジットを液相から合成する優れた方法です。本方法によれば、バルク体、メンブレイン、ファイバ、コーティング薄膜あるいは微粒子など、種々の形状の機能性材料を作製することができます。特に、薄膜は基板の表面高機能化技術として実用性も高く注目されています。また、イオン伝導体の合成や電気化学素子の構築にも有用です。
 本セミナーでは、「ゾル-ゲル法の実務活用のための一日速習セミナー-基礎から合成技術・物性制御・応用・研究動向まで-」と題して、ゾル-ゲル法の基礎と合成技術・物性制御・応用・研究動向について、我々の研究成果を中心に詳しく解説いたします。

  1. ゾル-ゲル法の基礎
    1. ゾル-ゲルプロセスと特徴
    2. ゾル-ゲル法によるガラスの合成
    3. ゾル-ゲル法によるコーティング膜の作製
    4. ゾル-ゲル法によるセラミックスの合成
    5. ゾル-ゲル法による無機-有機複合体の合成
    6. ゾル-ゲル法による多孔体の合成
    7. インデンテーション法によるゲル膜の力学物性評価
  2. ゾル-ゲル法による撥水、親水コーティング
    1. 親水・撥水の基礎知識
    2. チタニアナノ微結晶分散薄膜の低温合成と光触媒・防曇などへの応用
    3. 外場を用いたナノ微結晶薄膜の組織制御
    4. アナターゼ分散メソポーラス薄膜の低温合成
    5. フリップ-フロップ機構による撥水性・水中撥油性表面の設計
    6. 撥水性と光触媒活性を兼ね備えた高機能表面の設計
    7. 液相成膜を用いたエレクトロウェッティング
  3. ゾル-ゲル法によるマイクロ・ナノパターニングとオプトエレクトロニクス
    1. ゾル-ゲル微細加工プロセスの基礎知識
    2. マイクロ・ナノインプリント技術によるパターニング
    3. フォトリソマイクロ・ナノパターニング
    4. 固体表面の濡れ性を用いた新規なパターニングプロセス
    5. 無機-有機ハイブリッド膜の光誘起構造変化を利用したパターニング
    6. 銀含有無機-有機ハイブリッドゲル膜のホログラム記録材料への応用
    7. 液相からの相分離型マルチフェロイック材料の作製
  4. ゾル-ゲル法によるイオン伝導性材料の作製と電気化学素子への応用
    1. 固体中におけるイオン伝導の基礎
    2. 中温低加湿条件で高い導電率を示すホスホシリケートゲル
    3. プロトン伝導性無機-有機複合体シートを用いた中温作動型燃料電池
    4. ゾル-ゲル法と交互積層法によるプロトン伝導性コア-シェル粒子の作製
    5. 水酸化物イオン伝導性固体電解質
    6. 水酸化物イオン伝導性固体電解質を用いた全固体金属/空気二次電池
    7. 液相加振法による硫化物系リチウムイオン伝導体の作製
    8. 硫化物系リチウムイオン伝導体の全固体リチウムイオン電池への応用
  5. まとめと今後の展望質疑応答

講師

  • 松田 厚範
    豊橋技術科学大学 大学院 工学研究科 電気・電子情報工学系
    教授

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 48,000円 (税別) / 52,800円 (税込)
複数名
: 21,500円 (税別) / 23,650円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 21,500円(税別) / 23,650円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,000円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 43,000円(税別) / 47,300円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 64,500円(税別) / 70,950円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 48,000円(税別) / 52,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 96,000円(税別) / 105,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 144,000円(税別) / 158,400円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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