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カメラを用いた自己位置推定・マッピングのためのコンピュータビジョン技術

カメラを用いた自己位置推定・マッピングのためのコンピュータビジョン技術

~オフライン型structure from motionからオンライン型visual SLAMまで~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年5月24日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • vSLAMを初めて学ぶ方
  • vSLAMに用いられる画像処理・カメラ
  • 幾何の基礎から学びたい方向けの内容です。

プログラム

 カメラを用いた自己位置推定は、ドローン、ロボットや自動車の自動走行からスマートフォン向けAR/VRにいたるまで多岐にわたるアプリケーションで用いられつつある技術です。さらに、写真測量などの3次元計測 (マッピング) とは表裏一体の関係にあります。その背景にある技術は、カメラ幾何・画像処理に基づくコンピュータビジョンです。他のセンサと比べ、センチ単位の位置・方向推定、高フレームレートな推定、さらには空間認識と組み合わせた高度な制御を実現できることが特徴です。
 本セミナーでは、コンピュータビジョンの初学者から包括的に学びなおしたい方、上記技術に従事することになった方など対象に、3次元的な自己位置推定・マッピング処理を対象としたコンピュータビジョン技術を初歩から概説します。カメラの投影モデルや特徴点トラッキングなどの基礎技術から、古くから研究がなされてきたオフライン型structure from motion (SfM) 、Hololens、ARCore、ARKitなどにも用いられるオンライン型visual SLAMの枠組みに至るまでを理解できることを目的とします。
 コンピュータビジョン技術を実運用する場合、動作が不安定であり、また、期待した精度が出ないといった問題に直面することが多いと思います。そこで、上記技術の長所や短所、カメラのみでは解決できない問題点などを説明し、実務への導入可能性を適切に検討できる知識が得られることを目指します。最後に、最新の技術動向に基づいた今後の展望についても紹介いたします。

  1. カメラを用いた自己位置推定・マッピングとは
  2. カメラ幾何
  3. 3次元計測
  4. 特徴点マッチング
  5. structure from motion
  6. visual SLAM
  7. カメラと他センサとのフュージョン
  8. 最新の技術動向と今後の展望

講師

  • 内山 英昭
    奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 サイバネティクス・リアリティ工学研究室 (CAREラボ)
    准教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 50,760円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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