技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタンの材料設計と分子構造・物性の制御

ポリウレタンの材料設計と分子構造・物性の制御

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年4月24日(水) 10時00分17時00分

プログラム

  1. 第1部 ポリウレタンの基本
    1. ポリウレタンとはどんなポリマーか
    2. ポリウレタンの分類
    3. ポリウレタンの合成,製造
    4. ポリウレタンの原料
    5. ポリウレタンの分類
      1. 形態による分類
      2. 分子構造による分類
  2. 第2部 ポリウレタン原料の特徴と選定法
    1. イソシアネート
      1. イソシアネートとは
      2. イソシアネートの特徴
      3. イソシアネートの分類
      4. 芳香族イソシアネート類
        1. MDI
        2. TDI
      5. 脂肪族イソシアネート類
        1. HDI
        2. IPDI
        3. H12MDI
      6. その他のイソシアネート類
      7. イソシアネートの特性
        1. 性状
        2. 凝集力
      8. イソシアネートの合成・製造
      9. イソシアネートの反応
      10. イソシアネートの誘導体
        1. ウレタン・アロファネート
        2. ウレア・ビュレット
        3. イソシアヌレート (3量化)
        4. カルボジイミド・ウレトンイミン
        5. その他の誘導体
    2. ポリオール
      1. 長鎖ポリオールの分類
        1. ポリエーテル
        2. ポリエステル
        3. ポリカーボネート
        4. その他のポリオール
      2. 短鎖ポリオール
      3. アミン類
      4. ポリオールの種類とポリウレタンの物性
    3. 触媒
      1. 触媒の分類
        1. 金属触媒
        2. アミン触媒
      2. 触媒の機能
  3. 第3部 ポリウレタンの応用技術
    1. 熱可塑性エラストマー (TPU)
    2. 熱硬化性エラストマー (TSU)
    3. 弾性シーラント
    4. 弾性繊維
    5. ポッティング材
    6. 人工皮革・合成皮革
    7. 塗料
      1. 塗料の設計
      2. 塗料用イソシアネート硬化剤
    8. 接着剤
    9. バインダー
    10. フォーム
      1. 硬質フォーム
      2. 軟質フォーム
  4. 第4部 ポリウレタンの分子構造と合成法
    1. ハードセグメントとソフトセグメント (一次構造)
    2. 高次構造 (相分離構造)
    3. 合成法 – 構造 – 物性の関係
      1. ワンショット法造
      2. プレポリマー法と構造
    4. ポリオール鎖長と構造
    5. 原料組成比と構造
    6. イソシアネートと分子設計
  5. 第5部 ポリウレタンの劣化と安定化
    1. 劣化現象
      1. 黄変
      2. 強度低下
    2. 熱劣化
    3. 光劣化
    4. 加水分解
    5. 安定剤の場合
      1. 光劣化の場合
      2. 加水分解の場合
  6. 第6部 ポリウレタンの評価法
    1. FTIR ~組成解析、構造解析~
      • イソシアネート
      • ポリオール
      • ウレタン
      • アロファネート
      • イソシアヌレート
      • ウレトジオン
      • カルボジイミド・ウレトンイミン
      • ウレア
      • ビウレット
    2. 引張試験
    3. 動的粘弾性
    4. その他
  7. 第7部 ポリウレタンの物性と機能
    1. 力学的物性
    2. 硬度・柔軟性
    3. 接着性
    4. 透明性
    5. 耐加水分解性
    6. 耐熱性・耐火性
    • 質疑応答

講師

  • 村山 智
    積水化学工業 株式会社 開発研究所 機能材料開発センター

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/9 再生プラスチックの溶融粘度特性とその制御、測定・評価 オンライン
2025/10/10 高分子材料の劣化 オンライン
2025/10/10 EUVリソグラフィの技術動向とレジスト材料の開発 オンライン
2025/10/14 高分子絶縁材料の評価技術と劣化対策 オンライン
2025/10/14 UV硬化の基礎と硬化不良対策および影部の硬化 東京都 会場
2025/10/14 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2025/10/15 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/10/15 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/10/16 インフォマティクスと近赤外光による高分子材料の劣化予測 オンライン
2025/10/17 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/10/20 フィラー/樹脂分散における分散状態の測定評価、その応用 オンライン
2025/10/20 高分子の溶解技術と溶媒選定、相溶性予測 オンライン
2025/10/20 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/10/20 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/21 高分子結晶化のメカニズムとその解析 オンライン
2025/10/21 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/23 ラジカル重合の基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法 オンライン
2025/10/23 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2025/10/27 高分子複合材料の強度と耐衝撃性 オンライン