技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

細胞培養の研究・開発・製造現場で「知っておくべき基礎知識・技術」と「確実に知っておきたい品質管理手法」超入門 1日速習講座

新人/新規配属社員でもわかる

細胞培養の研究・開発・製造現場で「知っておくべき基礎知識・技術」と「確実に知っておきたい品質管理手法」超入門 1日速習講座

~ライブ配信対応~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、細胞培養の基礎から解説し、細胞培養における品質管理、細胞培養・管理のトラブルとその対処法、細胞の応用と産業活用について詳解いたします。

開催日

  • 2019年3月29日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 細胞培養に関連する技術者、開発者、担当者
    • 医薬品
    • 再生医療
    • 医療器具 など

修得知識

  • 細胞培養の基礎知識
  • 細胞培養における品質管理技術
  • 細胞培養・管理のトラブル対処法
  • 細胞の産業活用における今後の展望

プログラム

 細胞培養は研究・開発においては必要不可欠なツールとして幅広い分野で活用されている。このような汎用ツールであるため、細胞培養に関して真剣に学ぶ機会も少ないのが現状ではないだろうか?これまで何となく行っていた細胞培養の知識や技術に関してもう一度見直すとともに、これまで見逃していた意外な盲点などを学ぶことで、より一層理解を深めることが期待できます。また、細胞バンクが利用者から日常的に受け付ける質問や疑問を紹介するとともに、その内容・対応について学ぶことでスキルアップを目指します。

  1. 初心者でもわかる細胞培養の準備と基礎
    1. 細胞培養の歴史
    2. 細胞培養における問題点と細胞バンク
    3. 細胞培養施設の設計・準備・管理
    4. リスクグループとバイオセーフティーレベル (BSL)
    5. 無菌操作の確保、クリーンルームの条件
    6. 細胞培養施設の設計とポイント
    7. 細胞培養に必要な機器の準備・管理
    8. 細胞培養設備に必要な機器
      • 安全キャビネット
      • CO2インキュベーター
      • 遠心機
      • 冷凍冷蔵庫
      • オートクレイブ
      • その他あると良いもの
    9. 細胞培養に使用する関連機器の管理・メンテナンス
    10. 細胞培養に伴う廃棄物処理に関する管理
    11. 使用する細胞の選択、細胞情報の取得
    12. そもそも細胞とはどんなものなのか?
    13. 細胞の種類と特徴
    14. 細胞の情報取得、入手方法のやり方
    15. 関連する法令
    16. 培地調製の方法と注意点
    17. 粉末培地と液体培地
    18. オートクレイブと濾過滅菌
    19. よくありがちな質問・注意点
    20. 細胞培養手技の再チェック
    21. 細胞培養士認定制度
    22. 参考書・お役立ちサイト
    23. 細胞培養の記録方法・管理
    24. 細胞名と登録番号
    25. 培養種別とロット管理
    26. 培養記録とデータベース管理
    27. 培地、培養容器、培養設備等の管理
    28. 細胞の保存方法・管理
    29. 細胞保存、輸送に関する設備要件・管理
    30. 細胞バンクの細胞保存室の実際
    31. 液体窒素自動供給システム
    32. 細胞の国内・国外輸送方法
    33. 細胞輸送の方法 – 凍結状態、培養状態
    34. 温度管理記録
    35. 輸送における注意点
  2. 確実に知っておきたい細胞の品質管理
    1. 細胞品質管理の重要性
    2. 細胞の品質管理とは
    3. マイコプラズマとは、汚染による影響
    4. 細胞同士のクロスコンタミネーションとは、その影響
    5. 目に見えない汚染に対する対策
    6. 細菌・真菌を対象とした無菌検査の方法
    7. 細胞のマイコプラズマ汚染検査の方法と注意点
    8. 直接培養法
    9. 指標細胞を用いたDNA蛍光染色法
    10. ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) を用いた検出法
    11. 生物発光法
    12. 新しい検査法
    13. それぞれの長所・短所、注意点
    14. 検査方法陽性対象・陰性対照の選択
    15. マイコプラズマ汚染が発覚した時の対策
    16. 使用細胞の認証方法 (細胞認証試験の方法)
    17. 認証方法の流れとデータベース構築
    18. HeLa細胞について
    19. 国内外における取組み
    20. クロスコンタミを防止する9か条
    21. 細胞汚染の原因と汚染を防ぐための対策 (まとめ)
    22. シーンに応じた汚染原因と対策
    23. トラブルに繋がる!よく耳にするこんな細胞管理
    24. 早期発見の重要性
    25. 細胞のウイルス検査の方法
    26. ウイルスの基礎、細胞が感染した時の影響
    27. いつどこでウイルスに感染するのか
    28. JCRB細胞バンクにおけるウイルス検査・体制
    29. 各種ウイルス試験の概要
    30. ウイルスに関する国内外の基準・ガイドライン
    31. 細胞品質管理記録
  3. 今後の研究開発に向けた細胞の応用と産業活用の現状
    ~それぞれ最新動向や市場、様々な事例を交えながら~
    1. 細胞の種類から見る細胞応用・産業活用
    2. 医薬品開発における細胞応用
    3. 再生医療における細胞応用
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小原 有弘
    国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 培養資源研究室
    研究リーダー

会場

ビジョンセンター浜松町

4F Iルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

ライブ配信について

ライブ配信をご希望の方は、 ライブ配信における留意点 をご覧いただき、
動作環境、ライブ配信が視聴できなかった場合のご対応について確認をお願い致します。
またお申込の際、通信欄に「ライブ配信希望」の旨を記載いただけましたら幸いでございます。

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/16 GMP文書および記録作成と手順書改訂時における具体的な品質照査 (レビュー) オンライン
2024/4/16 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/4/17 医薬原薬・ファインケミカル製品における連続生産プロセスの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/4/17 EO滅菌バリデーションの留意点・リスク・課題およびFDAによる稼働停止措置と代替滅菌プログラムの動向 オンライン
2024/4/17 GMP監査と当局査察・無通告査察対応セミナー オンライン
2024/4/17 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/4/17 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2024/4/17 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2024/4/18 非臨床試験・CMC試験の信頼性確保/保証のポイント オンライン
2024/4/19 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/4/19 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/4/19 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/4/19 実際の試験例を参考とした化粧品における安定性試験について オンライン
2024/4/22 基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座 オンライン
2024/4/22 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/4/22 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順 (どこまですべきか) オンライン
2024/4/22 改正GMPに対応した空調設備の管理とバリデーション オンライン
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/22 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/4/22 Excelで作成可能な医療用医薬品の販売予測のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)