技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品事業性評価の基礎と不確実性の高い場合の評価法

医薬品事業性評価の基礎と不確実性の高い場合の評価法

~中長期を見据えた事業性評価のプロセスとノウハウを伝授~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品事業性評価について事例をもとに、基礎から解説いたします。

開催日

  • 2019年3月29日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 新薬開発型医薬品ビジネスにおいては、近年、候補モダリティの減少・規制当局の変化などにより、より早く未来を見通してより早い打ち手の検討を行うためのツールである事業性評価の重要性が高まってきています。エビデンス評価である安全性・有効性評価に対し、事業性評価とポートフォリオ評価は予測ベースの評価であり、そのアプローチは大きく異なります。また、安全性・有効性評価とは異なり、事業性評価の業務としての歴史は浅く、業務プロセスとしての確立度合いは各社ばらつきがあるのが現状です。
 本講座では、冒頭にこのビジネスにおける事業性評価がなぜ必要で、何がポイントかについて概論をご説明します。その後新薬開発プロジェクトの標準的な事業性評価プロセスをご紹介します。第2部では、より不確実性の高い開発早期段階での事業性評価の位置づけやポイント・事例をご説明します。第3部では、NPVなど事業性評価でよく使われる指標の考え方の背景となるファイナンス (財務) の基礎的な考え方の解説を行います。
 以上のように、本講演では事業性評価のポイント・ノウハウをまとめてお伝えします。これから事業性評価業務に携わる方や、事業性評価のためのデータ作成に携わる方のご参加をお待ちしています。

  1. 第1部 事業性評価編
    1. 新薬開発型医薬品ビジネスにおける事業性評価の重要性
    2. 企画業務としての事業性評価
    3. 事業性評価の標準プロセスの概要
      1. フレーミング
      2. オプションとシナリオの検討
      3. 事業収益構造のモデル化 (可視化)
      4. 不確実性を含むデータの設定
      5. デシジョンツリーを使った期待的価値の算出
  2. 第2部 開発早期など、より不確実性の高い段階での事業性評価のポイント
    1. 開発早期における事業性評価の位置づけ
    2. 開発早期における標準プロセスのポイント・事例
      1. オプションとシナリオの検討
      2. モデル化
      3. データの設定とシミュレーション分析
    3. 定期的なモニタリング (実行管理) の重要性
      • モニタリングのための定期的な評価サイクルの構築・事例
  3. 第3部 事業性評価に必要なファイナンス (財務) の基礎知識
    1. 資金の時間的価値
    2. 現在価値とは
    3. 重要な評価指標NPV・IRRとは
    4. 割引率の考え方

会場

江東区文化センター

3F 第2研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/18 技術者・研究者のための未来志向のマーケティングスキルとその実践 東京都 会場
2024/10/18 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2024/10/18 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/10/18 GMP/QMS/GCTP適合のためのスプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/21 現場の視点から見た洗浄バリデーション取り組みのポイント オンライン
2024/10/21 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/21 医薬品GCP 超入門講座 オンライン
2024/10/21 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/10/22 潜在ニーズを見つける具体的・体系的な活動 オンライン
2024/10/22 GMP入門講座 オンライン
2024/10/22 マーケティング基礎概論 (全2回) オンライン
2024/10/22 マーケティング基礎概論 (基本戦略と具体的施策) オンライン
2024/10/23 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/23 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/10/23 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント オンライン