技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ

乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ

東京都 開催 会場 開催 演習付き

開催日

  • 2019年2月18日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 乳化・分散で課題を抱えている方
  • 乳化、可溶化、エマルションに関連する技術者、開発者、生産技術担当者、品質保証担当者
    • 化粧品
    • 医薬品
    • 製剤
    • 食品
    • 接着剤
    • 乳化剤・界面活性剤 など
  • これから乳化・可溶化に携わる方

修得知識

  • 市場の乳化装置を特定の指標を用いて横並びで性能比較、スケールアップするための基礎知識

プログラム

 市場には様々な乳化・分散装置が存在し、アプリケーションに応じてユーザーは機種を選定し、生産規模の装置導入に向けたスケールアップ検討をする必要がある。しかし、市場の様々な装置の性能を評価するための「ユーザーの立場に立った」「実践的」な指標はあまり提案されていない。
 本講座では、装置導入・スケールアップリスクを最小限にするための「ユーザーの立場に立った」「実践的」な性能評価指標、ならびにスケールアップ手法について、食品や飲料の製造現場で使われている身近な装置での例を挙げ、実例を交えて講義する。本講座で紹介する手法はあくまでも一例であり、紹介した手法のエッセンスを理解した上で、聴講者自身が対象としている装置に特化した修正を行うことで、各社独自の評価指標を作ることも可能と考える。

  1. 乳化物の粒径・形状・物性等の制御パラメーター
    1. 圧縮変形とせん断変形について
    2. 乳化・分散に寄与するファクター
    3. 定常平均液滴径に関する式
    4. 臨界We数による乳化.分散程度の推定
  2. 乳化・分散プロセスにおけるトラブル事例
    1. 乳化・分散に悪影響を与えるファクター
    2. スケールアップ時の課題とトラブルの原因
    3. スケールアップリスクを低減するために
  3. 乳化・分散装置のプロセス設計とスケールアップ例
    1. バッチ式乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ例
    2. 連続式乳化分散装置の性能評価とスケールアップ例
  4. 周辺装置を含めた乳化・分散システムの設計例
    1. バッチ式乳化・分散装置システム設計例
    2. 連続式乳化・分散装置のシステム設計例
    3. 超高精度比例添加システムとの組み合わせ
  5. 乳化・分散技術の最近の技術動向
    1. 高効率の真空多機能ミキサー
    2. キャビテーションを積極的に利用したミキサー
    3. 伸長流れ優位な流れ場を形成する混練装置
    4. 振動によるパイ捏ね原理を利用した乳化・分散
  6. 演習
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/14 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン
2024/6/18 ナノカーボン材料 (カーボンナノチューブ・グラフェン) の分散技術・凝集制御における物理化学の基礎と分散状態の観察・評価 オンライン
2024/6/21 粉体の取り扱いとトラブル対策 オンライン
2024/6/25 粉体・粒子を密充填するための粒子径分布、粒子形状、表面状態の制御 オンライン
2024/6/25 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/6/26 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2024/6/27 微粒子・ナノ粒子の基礎と応用 東京都 会場・オンライン
2024/6/28 乳化・分散・攪拌の基礎と操作およびスケールアップ 大阪府 会場
2024/6/28 コナ (粉体) の固結メカニズムと評価・対策法 東京都 会場
2024/7/2 ポリビニルアルコールの基本構造・物性および各種トラブル対策 オンライン
2024/7/8 SP値・HSP値 (溶解性パラメータ) の考え方、測り方、各種材料分野での活用法 オンライン
2024/7/9 粉体・粒子を密充填するための粒子径分布、粒子形状、表面状態の制御 オンライン
2024/7/18 DLVO理論に基づくゼータ電位の理解と活用法 会場・オンライン
2024/7/29 DLVO理論に基づくゼータ電位の理解と活用法 オンライン
2024/7/29 無機ナノ粒子の総合知識 東京都 会場・オンライン
2024/7/31 スラリーを上手に取り扱うための総合知識 オンライン
2024/8/7 無機ナノ粒子の総合知識 オンライン
2024/8/14 スラリーを上手に取り扱うための総合知識 オンライン