技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチックの成形不良対策

プラスチックの成形不良対策

~不良の発生原因と対策~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック成形に長年携わってきた講師がプラスチックの成形不良について発生原因ごとに対策を解説いたします。

開催日

  • 2018年11月28日(水) 12時30分16時30分

受講対象者

  • プラスチック成形業務にたずさわる方

修得知識

  • プラスチック成形での不良対策・改善
  • プラスチック成形の生産性向上
  • プラスチック成形の原価低減

プログラム

 プラスチックはあらゆる産業で使用されています。金属やガラスなどの代替材料として技術開発が進み、プラスチックの生産性の良さ、軽量化、低コスト化などのメリットを享受して大量生産がされています。
 プラスチック成形品の市場 (特に国内市場において) は、成形品への要求仕様・品質が厳しくなっているなか、今後もさらに難しい成形品が多くなることは必須です。その状況で、プラスチックの成形不良の低減・生産性向上をするためには プラスチック成形の原理・技術にもとづいた対策が必要です。

  1. プラスチック成形不良の概要
    1. 成形品不良とその種類
    2. 成形品の主な不良要因
  2. プラスチック材料の基本と種類
    1. プラスチックの基本
      • 熱可塑性と熱硬化性の違い
      • 結晶性と非晶性の違い など
    2. プラスチックの種類
      • 汎用
      • エンプラ
      • スーパーエンプラなど
  3. 射出成形の基本と原理
    1. 射出成形技術の基本
    2. 可塑化・計量工程
    3. 射出充填工程
    4. 保圧・冷却工程
    5. 取出し工程
  4. 製品設計のポイント
    1. 寸法不良を考慮した製品設計
    2. 変形、そりを考慮した製品設計
    3. 外観不良を考慮した製品設計
  5. 金型設計のポイント
    1. 金型構造の基本
    2. ゲート周りの設計
    3. ガスベントの考え方
    4. その他 成形品の離型など
  6. 周辺設備選定のポイント
    1. 射出成形成形機
    2. 材料乾燥機
    3. その他周辺機器
    4. 作業環境 (クリーンルーム)
  7. 成形不良の原因と対策
    1. バリ
    2. ショートショット
    3. ひけ (シンクマーク)
    4. 反り・変形
    5. ウェルドライン
    6. フローマーク
    7. ジェッティング
    8. シルバーストリーク
    9. ガス焼け
    10. ボイド・気泡
    11. 白化 (クラッキング)
    12. 離型不良
    13. 寸法不良
  8. 質疑応答
    • 具体的な不良課題をお待ちしています

会場

江東区文化センター

4F 第3会議室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/16 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/16 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/19 化学反応型樹脂の接着強さと硬化率評価 オンライン
2026/1/20 UV硬化樹脂の材料設計と硬度・柔軟性の両立、低粘度化 オンライン
2026/1/20 高分子延伸による配向・結晶化制御 東京都 会場
2026/1/21 CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向と工業化の可能性 オンライン
2026/1/23 易解体性材料の基礎と最新トレンドおよび接着剤・粘着剤の開発事例とポイント オンライン
2026/1/23 ウレタン材料の基礎と組成・構造解析および難溶解材料の最適な分析手法 オンライン
2026/1/26 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/1/27 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/27 ビトリマー (結合交換性架橋樹脂) の基礎とイオン伝導性ビトリマーへの展開 オンライン
2026/1/28 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/1/30 最新のCFRP成形加工法と製品への適用事例 オンライン
2026/1/30 熱可塑性エラストマーの総合知識 オンライン
2026/1/30 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2026/2/2 最新のCFRP成形加工法と製品への適用事例 オンライン
2026/2/3 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2026/2/4 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/2/6 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2026/2/13 ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術 東京都 会場

関連する出版物