技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高薬理活性医薬品製造における封じ込め技術とリスクアセスメント

高薬理活性医薬品製造における封じ込め技術とリスクアセスメント

~封じ込めコンセプトの起案、設計への反映、実機導入後の検証と運用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、低分子原薬製造設備及び固形製剤製造設備の導入事例を解説いたします。

開催日

  • 2018年11月27日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 封じ込め技術に関わる基礎知識
  • 封じ込め設備設計・検証の具体的な流れ
  • 封じ込め能力測定手順と評価方法

プログラム

 近年創製される医薬品の多くが患者に対して高い薬理活性を示す特性を有している。このような高い活性を示す化合物の暴露から研究・開発・生産に従事する作業者を防ぐための「封じ込め技術」の重要度が増してきている。設備設計/製作においては、従来の製品品質確保に加え、作業者の安全確保の観点にも注力することが求められ、数多くある技術の中から適切な措置を選択すること、並びに、その措置の妥当性を検証することが非常に重要となる。
 本講演会では上述の観点から、封じ込めコンセプトの起案、設計への反映、実機導入後の検証と運用について、その一連のプロセスを解説すると共にそれらに基づく低分子原薬製造設備及び固形製剤製造設備の弊社導入事例を紹介する。

  1. はじめに
    1. 封じ込め設備設計・検証の目的
  2. 用語の説明
  3. 基本的な健康保護に関する要件
    1. 暴露管理の原則
    2. 暴露管理の二次的措置
    3. 個人用保護具
  4. 封じ込め設備設計・検証手順
    1. 設計・検証フロー
    2. 設備・検証フローにおける留意事項
      1. リスクアセスメント
      2. ハザードに関する情報収集
      3. 暴露の可能性評価
      4. リスク低減・受容
      5. リスクレビュー
      6. リスクマネジメントプロセスの完了
      7. その他留意事項
  5. URB記載事項
    1. 封じ込め方針
    2. 化学物質の評価カテゴリーあるいはOEL
    3. 導入予定の設備
    4. 工程内容
    5. 導入予定の設備に対する設計暴露限界
    6. 二次的措置の計画
    7. 付帯設備
    8. 設備適格性評価
    9. 検討課題
    10. リスクアセスメントの実施
  6. 設備の封じ込め性能
  7. 適切な暴露管理下における二次的措置
  8. フレキシブルコンテイメントの活用
  9. 低分子原薬製造設備の設計、検証事例
    1. URB実現のポイント
    2. URB実現の具体的設計アプローチ
    3. 低分子原薬製造における封じ込め設備事例
    4. 封じ込め能力測定とその結果
    5. 実製造後の設備改善事例
  10. 固形製剤製造設備の設計、検証事例
    1. URB実現のポイント
    2. URB実現の具体的設計アプローチ
    3. 固形製剤製造における封じ込め設備事例
    4. 封じ込め能力測定とその結果
    5. 封じ込め能力測定結果に基づく改善事例
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/5 基礎から学ぶ分析法バリデーション オンライン
2025/2/5 化学物質規制の最新状況と自律的な管理のポイント オンライン
2025/2/5 バリデーション入門講座 オンライン
2025/2/5 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/2/5 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/2/5 医薬品CMC開発における治験薬GMP対応 オンライン
2025/2/5 NMPAをはじめとする中国医薬品開発の実施/申請プロセスおよび要求される法規と医療保険政策情勢 オンライン
2025/2/5 LBPs (Live Biotherapeutic Products) におけるCMC開発 オンライン
2025/2/5 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2025/2/6 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/2/6 インドネシアにおけるハラール認証BPJPHをふまえた医薬品・医療機器開発等の留意点とポイント オンライン
2025/2/6 中国市場における知財の特徴・現状/中国知識産権局からの審査の実態と対策及び裁判の実態と対策 オンライン
2025/2/7 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 PV・MA・マーケティング部門における医療情報データ (RWD) 活用の実践 オンライン
2025/2/7 薬価算定の基礎と希望薬価取得ノウハウ オンライン
2025/2/7 医薬品工場の空調設備設計とバリデーション実施のポイント及びトラブル対策 オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/10 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン

関連する出版物