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空飛ぶ車の実用化と求められる新材料、新技術

空飛ぶ車の実用化と求められる新材料、新技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、「空飛ぶ車」の日米欧の最新開発動向とその実現性、ビジネスチャンスについて解説いたします。

開催日

  • 2018年11月12日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部. 空飛ぶ車が生み出す新たな事業機会

(2018年11月12日 10:30〜14:15)

 「空飛ぶ車」は新しいモビリティとして、大手航空機メーカからベンチャー企業まで、多くのプレイヤーが開発・事業化に取り組んでいる。現在、ペーパープランを含め、既に60を超えるプログラムが発表されているが、本講演では、「空飛ぶ車」の開発・事業化の全体像、キープレイヤーについて述べる。そして、「空飛ぶ車」の航空機産業における戦略的な意味、「空飛ぶ車」が生み出す新たな事業機会とその実現に向けての課題について考察する。

  1. 空飛ぶ車とは
  2. 欧米を中心とした取り組み
  3. 空飛ぶ自動車のキープレイヤー
  4. 航空機産業における戦略的な意味
  5. 新たな事業機会と課題
    • 質疑応答

第2部. 機械力学・制御の観点からみた 空飛ぶクルマの開発とその実現性

(2018年11月12日 14:30〜16:30)

 以前の空飛ぶ車の開発では、飛行機をベースとしたものが開発されてきたが、実用に至ったものは無かった。一方、近年では急速に発展してきたマルチロータヘリコプタの技術を元にした空飛ぶクルマの開発が盛んになっている。これは、マルチロータヘリコプタの垂直離着陸やホバリングといったヘリコプタ特有の機能が地上モードと飛行モードの状態遷移を必要とする空飛ぶ車に非常に適していること、従来型の飛行機やヘリコプタに比べて機体サイズを小さくできること、制御技術により操縦が簡単であることといった、マルチロータヘリコプタの特性が、空飛ぶ車の実現に有効であると考えられているためである。本講演では、空飛ぶ車に必要とされる機械的特性や制御方法から、空飛ぶ車に関する解説を行う。

  • 空飛ぶ車の開発概略
  • 空飛ぶ車に必要な機能
  • 飛行機とマルチロータヘリコプタ
  • マルチロータヘリコプタの飛行原理
  • マルチロータヘリコプタの制御方式
  • 有人マルチロータヘリコプタ
  • マルチロータヘリコプタをベースとした空飛ぶ車開発
  • 質疑応答

講師

  • 奥田 章順
    株式会社 航想研
    代表
  • 三輪 昌史
    徳島大学 大学院 社会産業理工学研究部
    准教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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