技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新興国医薬品市場における医療保険・薬価制度の概要と薬価取得戦略

新興国医薬品市場における医療保険・薬価制度の概要と薬価取得戦略

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、BRICs主要4か国 (中国、ブラジル、ロシア、インド) の医療保険制度と薬剤の保険償還システムについて、分かりやすく解説いたします。
また、それぞれの国における医薬品市場の特性と上市・薬価戦略のポイントについても解説いたします。

開催日

  • 2018年10月26日(金) 10時00分 17時00分

プログラム

 いわゆるBRICs主要4か国 (中国、ブラジル、ロシア、インド) の医療保険制度と薬剤の保険償還システムについて、分かりやすく解説する。また、それぞれの国における医薬品市場の特性と上市・薬価戦略のポイントについても言及する。

  1. 中国
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度
      • 都市従業員基本医療保険制度と新型農村合作医療制度
    • 保険給付システム
    • 医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬剤の保険償還制度
      • 保険償還薬甲リスト・乙リストと収載プロセス、国家基本薬物目録
    • 薬価制度と薬価設定の実際
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 上限販売価格登録から公定薬価設定までの流れ
      • 薬価改定の動向
      • 薬価水準など
    • 医薬品集中入札制度
    • 最新の動向
      • 公定薬価制度から自由価格制度への移行
      • 承認審査の加速化
      • 医薬品流通の両票制の導入
  2. ブラジル
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度
      • 「SUS統一公的医療保険制度」と民間保険
    • 3種類の公的薬剤給付プログラムとブラジル国民薬局
      • 必須医薬品リスト「RENAME」
    • 薬価制度
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 価格調整係数CAP
      • 上限政府販売価格PMVG
      • 薬価水準など
    • 最近の動向
  3. ロシア
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度
      • 強制医療保険OMSと任意医療保険DMS
    • 薬剤給付
      • 特定高額疾患患者に対する薬剤給付プログラムVZNと公的薬剤給付制度ONLS
    • 薬価制度
      • 必須医薬品リストZhNVLS
      • 価格規制と上限出荷価格登録
      • 卸・薬局の公定マージン
    • 薬剤の公的調達 (病院調達、政府による薬剤購入)
    • 最近の動向 (薬剤償還制度導入に向けた動きなど)
  4. インド
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度
      • 公的医療保険制度と民間保険
    • 保険給付システム
    • 薬価制度
      • 医薬品価格規制令DPCO
      • 価格規制の対象となる薬剤リスト
      • 薬価設定の具体的なプロセス
      • NPPAによる薬価監視システム
      • 薬価水準など
    • 知的財産権保護の問題
  5. まとめ
    • BRICs諸国の市場特性と留意点
    • 薬価戦略のポイント
    • 質疑応答

講師

  • 松原 喜代吉
    有限会社オフィス・メディサーチ
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/15 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/18 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2024/10/18 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/10/18 GMP/QMS/GCTP適合のためのスプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/21 現場の視点から見た洗浄バリデーション取り組みのポイント オンライン
2024/10/21 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/21 医薬品GCP 超入門講座 オンライン
2024/10/21 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/10/22 GMP入門講座 オンライン
2024/10/23 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/10/23 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/10/23 神経変性疾患の臨床試験実施と試験デザインの留意点および審査の視点 オンライン
2024/10/23 生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品等) におけるCMC開発戦略と開発ステージに応じた対応 オンライン
2024/10/23 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理