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高分子材料におけるトライボロジーと摩耗量低減

高分子材料におけるトライボロジーと摩耗量低減

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高分子材料におけるトライボロジーを基礎から解説いたします。
また、高分子材料の摩耗量を低減するための様々な手法と特徴について詳解いたします。

開催日

  • 2018年10月24日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • トライボロジーの基礎知識 (特に固体材料を中心として)
  • トライボロジー的観点に必要な高分子材料の基礎知識
  • 高分子材料の摩耗量を低減するための様々な手法と特徴

プログラム

 高分子材料を扱っている、もしくはこれから扱う方で、トライボロジーのことはよく分からないという方を対象にしています。
 手っ取り早く、「トライボロジーとはこんなものか!」と理解していただけることを目標にしています。
 先ずはトライボロジーの基礎をひととおり学び、高分子材料におけるトライボロジーに関する基礎的な問題、また、高分子材料の摩耗をどのように低減するのか、講師の研究事例も織り交ぜながら、様々な事例を整理して紹介します。

  1. トライボロジーの基礎
    1. トライボロジーってなに?
    2. トライボロジーにおける固体表面
    3. 摩擦抵抗の原因はなに?
    4. 摩耗 ~固体は擦ると減っていく~
    5. 様々な潤滑状態
    6. 摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題
  2. 高分子材料のトライボロジー
    1. 様々な固体潤滑
    2. 高分子材料の基礎
    3. トライボマテリアルとしての高分子材料
    4. フィラーによる耐摩耗性向上
      • フィラーの役割とフィラーの種類
      • 潤滑性付与
      • 機械的強度向上
      • 摩擦面平滑化
      • 熱伝導率改善
    5. PTFEについての耐摩耗性向上に関する研究
      • 各種研究事例紹介
      • カーボンブラックを用いた耐摩耗メカニズム解明 (自身の研究紹介)
    6. 熱硬化性樹脂のトライボロジーに関する研究 (自身の研究紹介)
  3. トライボロジーでよく使われる分析観察手法 (おまけ)
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 竹市 嘉紀
    豊橋技術科学大学 機械工学系
    准教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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