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分析法バリデーションにおける統計解析Excel実習とバリデーション結果の読み取り方

分析法バリデーションにおける統計解析Excel実習とバリデーション結果の読み取り方

~分析法バリデーションの統計解析を解きほぐす~
京都府 開催 会場 開催 PC実習付き デモ付き

概要

本セミナーでは、分析バリデーションに必要な統計の基礎から解説し、具体的な実験データを使って、データ解析の考え方、方法、解釈について、質疑応答を交えて解説いたします。

開催日

  • 2018年10月17日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

 分析法バリデーションは統計手法の理解なしに適切に計画、実施、評価ができるものではありません。統計は数式で理解するよりも、その概念をイメージすることが大切であり、イメージが理解できれば余程の専門家でない限り数式の理解は重要ではありません。そこで、具体的な実験データを使って、データ解析の考え方、方法、解釈について、質疑応答を加えて議論をしていきたいと思います。

  1. 分析法バリデーションに必要な統計の基礎
    • 正規分布と標準偏差
    • 統計的な距離 (規準化) と偏差値
    • 信頼区間の本当の意味合い – 「真の値を含む確率と言うけれど・・・」
    • ばらつきのばらつき – 標準偏差の信頼区間
    • 一元配置分散分析
    • 相関係数
    • 回帰分析
  2. 分析法バリデーションへの応用
    • 併行精度の求め方、あれこれ
    • 真度を複数の濃度で求めたときの解析
    • 真度と併行精度を同時に求める実験計画
    • 室内再現性の求め方、あれこれ – 「分散分析を科学する」
    • 室内再現性と併行精度を同時に求める実験計画
    • 室内再現性の構成要素を分解する
    • 室内再現性の信頼区間
    • 枝分かれデザイン、どんな時に役に立つのか?
    • 相関と回帰 (似て非なるもの)
    • 相関を科学する
    • 回帰を科学する
    • 直線性の評価方法 (相関係数の落とし穴)
    • 回帰診断
    • 変数変換の考え方
    • 検出限界 (3.3σ/Sの意味合い)
    • 定量限界
    • 頑健性
    • 統計と固有技術
  3. 特論
    • Satterthwaiteの等価自由度
    • 分析誤差の許容範囲
    • 規格値の妥当性
    • 室内再現性の目標値
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 福田 晃久
    スタット・イメージング・ラボ
    代表

会場

京都リサーチパーク

東地区1号館 4F B会議室

京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
京都リサーチパークの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

受講にあたってパソコン持参のお願い (必須ではございません)

本セミナーは講演中にExcel実習を行う箇所がございます。参加される際にPCをご持参いただけるとより理解度が深まります。
なお、演習は講師のデモも同時進行で行いますので、PCを持参されなくても支障ありません。
PC持参の場合は、Excelにアドインオプションでデータ分析を組み込んできて下さるようお願い申しあげます。

本セミナーは終了いたしました。

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